BTCボックス
BTCボックス株式会社は東京都中央区に本社を置き、暗号通貨取引所「BTCBOX」を運営する企業。2014年3月6日に中国出身のエンジニアDavid Zhangによって設立された。 概要BTCボックス株式会社は2014年4月9日にビットコイン(Bitcoin)の取引所として「BTCBOX」のサービス提供を開始し、現存する日本の仮想通貨取引所の中で最も長くサービスを続けている[1]。2014年4月のサービス開始から日本国内のBTC/JPYの取引量をほぼ独占しており、2015年11月まで日本1位を保ち続けていた。[2] 2019年4月1日にはCoinMarketCapの「調整取引量:仮想通貨取引所トップ100」において、日本の取引所の中で1位を記録した。[3] 取り扱う仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの4種である。(2019年6月現在) 2019年1月21日、サイバーセキュリティ企業のHACKENと同社が運営するメディアCERが、仮想通貨取引所のセキュリティ調査を行い、日本の取引所の中でのセキュリティランキングは3位となっている。[4] ユーザーサポート体制としては、電話、メール、チャットの3つの窓口を設けており、日本語・英語・中国語の3カ国語で対応している。顧客資産は、当社技術陣が評価したウォレットで保管されており、そのウォレットは実質的にオフライン化されていて、万が一のサイバー攻撃の脅威からはほとんど回避されている。また、そのウォレット自身も物理的に貸金庫で保管されている。[5] また、2014年4月のサービス開始からハッキングなどの事件が1度も起こっていない。 2018年10月にブロックストリームが立ち上げたビットコインのサイドチェーン「Liquid Network」に参加を表明した。[6] 主なサービス
総資産の最大3倍までのビットコインを借りることができるサービス。未成年の顧客は使用できない。 口座開設条件「国内個人」「海外個人」「法人」アカウントがあり、75歳以上の顧客は口座開設ができない。未成年も口座開設が可能だが、取引を行う主体は親権者となり、親権者との同居が必須となっている。 手数料出典[7] 新規アカウント開設及び維持費は無料
【日本円手数料】
取り扱う仮想通貨
沿革出典[8] 2014年3月 BTCボックス株式会社設立 社長David Zhangが資本金500万円で設立 2014年4月 ビットコイン取引所(BTCボックス取引所)のサービス開始 2015年7月 ビットコインの月間取引量が50万BTCを超える 2016年2月 ビットコイン融資のサービス開始 2017年4月 改正資金決済法の施行(登録申請の開始) 2017年8月 ビットコインキャッシュを国内でいち早く取引開始 2017年9月 仮想通貨交換業者の登録完了 同月:登録仮想通貨交換業者として営業開始 2017年11月 イーサリアム、ライトコインの取り扱い開始 2017年12月 茅場町の新オフィスへ移転完了 2018年10月 株式会社TTXHoldings設立(代表取締役David Zhang:資本金500万円) 2019年3月 株主であるDavid Zhangが、BTCボックス株式会社の株式をTTXHoldingsに全部譲渡 これによりTTXHは、BTCボックスの完全親会社となる 2019年5月 BTCボックスは親会社引受による増資2億円を実施 同上BTCボックス株式会社の社長交代と創立者David Zhangの会長就任(新社長辻治俊) 2019年6月 親会社引受による3億円の追加増資を実施 脚注
外部リンク
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