BS23
BS23(ビーエス・にじゅうさん)は、2000年3月27日から2003年10月31日までNHKのNHK衛星第1テレビジョン(BS1)で放送されていた総合ニュース番組。 BS1では開局当初から22時台を中心に海外ニュースに特化した報道番組を放送していたが、それら番組についても触れる。 ワールドニュース・世界を読む1989年7月、BS1が海外のニュース番組を『ワールドニュース』などのタイトルで放送。海外経験のある記者やフリーアナウンサーなどが海外のニュースの案内役として出演した。 その後、平日の22時から、1日のニュースのまとめを放送する番組を計画。その日の世界のニュースと特集を中心とした放送をコンセプトとして、代々引き継がれる。 『ワールドニュース・世界を読む』はこうした中で1990年4月から始まる。国谷裕子(元『NHKニュースTODAY』キャスター)・宮崎緑(元『ニュースセンター9時』キャスター)・篠塚正明が担当。22時から55分間の放送だったが、2年目には23:20までの80分番組に拡大。 ワールドステーション22国谷・宮崎が残り、タイトルも一新。出演者は年度ごとに異なる。開始から1年間は120分、以降は1時間の放送。
・月~木 国谷裕子 ダグラス・ウィリアムズ バレリー・ケイン 千葉真由美 久下香織子 ・金 宮崎緑 デューク雪子 ダグラス・ウィリアムズ 千葉真由美 久下香織子 ・千葉、久下は隔週交代
・月~木 道傳愛子[1] 関野光生[1] 山岡三子、ダグラス・ウィリアムズ 千葉真由美 ・金 宮崎緑 デューク雪子 ダグラス・ウィリアムズ 山岡三子 千葉真由美 1993年10月~ ・月~木 道傳愛子 関野光生 山岡三子、庄司麻由里 ヘルゲ丸山 ・金 宮崎緑 山岡三子、庄司麻由里 ヘルゲ丸山
・渡辺光一 道傳愛子 山岡三子 ヘルゲ丸山 石井庸子 ・道傳途中降板(アメリカ異動、留学)の為、石井が改編までの約1か月出演 1994年度10月~ BSニュースワイド21:501995年4月3日放送開始。時間を10分繰り上げて、タイトルどおり21時50分からの55分番組。出演者はワールドステーション22から沢口以外が残り野村正育が加わる。
・渡辺光一、野村正育、井上美樹子、ヘルゲ丸山 1995年7月~ ・山田英幾 野村正育 井上美樹子 ヘルゲ丸山(9月まで) プライムタイムニュース山田、野村、が残りタイトルを一新。22時スタートに戻る。50分間の放送。山田が途中降板し8月から榎原美樹がメインを務める。
BS22、BS23海外のニュースを伝える『プライムタイムニュース』と経済ニュース番組『NHKビジネスライン』を統合。「ワールドニュース」「経済最前線」を中心に、エンディングに海外と国内のニュースを伝える3部構成の『BS22』が開始となった。 2000年4月、コンセプトはそのままに、放送時間を変更した『BS23』にリニューアル。午後10時台に『NHKニュース10』が始まったことに伴う。2003年4月に出演者などのリニューアルを実施、11月に放送時間の変更に伴い10月末で『BS23』としての放送が終了する。 オープニングテーマ曲は中村幸代「T.<NHK BS1「BS22」opening theme>」[2] ワールドニュース世界のニュースをまとめて紹介する「ザッピング」と特集を中心に2003年10月まで放送。エンディングで海外のスポーツ情報を伝える。2000年のアメリカ大統領選挙や2001年のアメリカ同時多発テロなどではその都度シリーズ特集を組み、キャスターが海外から放送することもあった。2003年11月からは『きょうの世界』として放送。
経済最前線日々の経済ニュースと市況、曜日ごとの特集がメイン。月曜特集は企業経営者へのインタビューで、2004年9月まで続いた。 2003年11月以降
11月からは放送時間を20時台に変更、これに伴い『BS23』のタイトルを『BSニュース』に変更する。「ワールドニュース」は『BSニュースきょうの世界』に変更、経済最前線は『BSニュース経済最前線』としての放送。
2004年11月~2005年3月は、この2番組を『きょうの世界』として放送、2005年4月からは2番組が独立して、『経済最前線』と『きょうの世界』として放送した。その後『経済最前線』は2010年3月で、地上波・総合テレビの番組「Bizスポ」に機能を委譲するために放送終了。「きょうの世界」も2011年の抜本的改編に伴い、同3月で終了となり、「ワールドWave・トゥナイト」に発展された BS22以降の放送時間
脚注関連項目外部リンク
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