BLACKHOLE
『BLACKHOLE』は2021年6月から配信されている映画評論を中心とするYouTubeチャンネル。『映画秘宝』誌の元編集者である秋山直斗と映画ライターのてらさわホークが中心となって開設。その後間もなく映画評論家の高橋ヨシキと柳下毅一郎が加入し、てらさわ・柳下・高橋の3人がテーマの映画について語る基本スタイルが確立、週1回の配信が基本となる。2023年7月には「株式会社BLACKHOLE」として法人化することが発表された。現在は各地のイベント出演や通販による物販も手掛けている。 概要映画評論を行っている高橋ヨシキ、てらさわホーク、柳下毅一郎の3人が公開された映画や作家論を語り合う映画評論・映画批評番組。 特徴主に劇場公開された最新作を、出演メンバーの感想や論評の他にもあらかじめ寄せられた視聴者のメールを紹介、さらに製作者や出演者の来歴などを豊富な資料を踏まえて論じる。その性質上「観た人向け」の評論であるために内容のネタバレは前提となっている。 配信番組基本構成向かって左からてらさわホーク、柳下毅一郎、高橋ヨシキが座り、前半はその回に取り上げる最新映画について自由に語る。後半はその映画のテーマを軸に関連情報や出演者・監督の過去作を掘り下げ、全体として2時間程度の番組構成が基本となっている。 2本立て前半と後半で別々の映画を評論する。当初は全く違う映画をそれぞれ別の配信としていたが、後に何かしら共通点を見立てて1本の配信にまとめる構成が中心となる。 イレギュラーメンバー回映画によってはそのジャンルに詳しいゲストが出演して4人構成となることがある。またレギュラーが欠席して1~2人構成になったり、欠席したメンバーの代わりにゲストが出演する回もある。 フツオタ特集視聴者からの「普通のお便り」すなわちフツオタを紹介してそれについて語る企画で、不定期に配信される。映画の話題以外に悩み相談的な内容も取り上げられる。 映画よもやま話/まったり映画トークさまざまな映画にまつわるお便りを中心に自由に語る雑談回。 忘年会その年に公開された映画を網羅的に語る年末企画で2021年末に開始。2022年末は本編だけで5時間43分の超長時間配信となり、その負担が過大になったことから2023末の年末配信では映画の本数は抜粋しての企画となった。 新年会2023年1月に開始。時期が正月というだけで内容はフツオタ特集と雑談の回である。 「~入門」「~論」1回に数本ないしそれ以上の映画を評論する企画で、テーマとなる映画監督などの作品を順に(部分的な参加作品などは割愛されることもある)論評する。主に著名監督や俳優の最新作公開前に企画され、当然ながら作品数が多い人がテーマになると何回にも及ぶシリーズになる。 お便り補完計画視聴者からのお便りがあまりに多かった映画の回などは別日にお便り紹介中心の配信が組まれることがある。 イベント配信会場に観客を入れての配信。番組冒頭のコール、てらさわホークの「~曜8時は?」からのレスポンス「ブラックホール!」が通常は柳下・高橋の2人だけであるが、イベントでは会場の大観衆よる参加があるのが最大のハイライトである。 配信生活新型コロナウィルス蔓延時期に映画館での視聴が困難となり、それにつれて配信ドラマが広く話題に上がるようになってきたことから開始。各種配信サービスで鑑賞できる映画やドラマ作品について各人が持ち寄って論評する。 おまけコーナー主に通常回の終盤に不定期に挟みこまれる、てらさわホークによる企画コーナー。テーマの映画にまつわる話やそれを発展させた話題が中心だが、時にはてらさわ個人の完全な趣味コーナーになることもある。 収録番組インタビュー映画監督やプロデューサーへのインタビュー。通常のライブ配信にも挟み込まれて配信される。 ルポータージュ柳下毅一郎による映画祭取材や、メンバーがマニアックなビデオショップで買い物をする企画などがある。 プラモ部プラモデル愛好者であるてらさわホークと高橋ヨシキが、プラモ界の達人をゲストに呼んで語る番組。 その他初期には配信に載り切らなかった評論などが収録として配信されている。またライブ配信ではスケジュールが合わなかったゲストの出演回が収録番組となることもある。例外的に『NOPE』の特集では機材トラブルで途中で途切れて2本の配信になり、後に1本の動画として再構成されて配信された。 出演者レギュラー映画ライター。BLACKHOLE開始からの出演者であり、全体の番組進行や構成、視聴者からのお便りの読み上げを担当。 映画評論家/デザイナー/アートディレクターで2回目のライブ配信から参加。各サムネ画像や動画中に使われる題材画像や資料作成も担当する。 映画評論家/特殊翻訳家で5回目のライブ配信から参加。「できることなら作られた全ての映画を観たい」と語っており、特に年末企画では他メンバーの守備範囲を外れがちなアイドル邦画までもカバーする。 ゲスト人気ヒップホップグループRHYMESTERのラッパーでラジオパーソナリティ/映画評論家。BLACKHOLEメンバーとはかねてから深い交流があり、自身のラジオ番組でも度々ゲストとして呼んでいる。 Utomaruイラストレーターで高橋ヨシキのパートナー。BLACKHOLEで用いられる数々のイラストも手掛ける。 高橋ターヤンカンフーや恐竜に非常に造詣が深いため「博士」と称され、それらを題材とした映画のゲストとして出演。その他戦車や銃器、武将、城などにも詳しく高橋ヨシキいわく「小学生が好きなもの全般の博士」。 バフィー吉川映画/音楽評論家。映画は年間1000本以上観る年があり、特にインド映画ならびにインド音楽に造詣が深い。 ジャガモンド斎藤お笑い芸人。てらさわホーク、高橋ヨシキと交流があり、高橋チャンネルでの「クレイジーてきとう会」のレギュラーメンバー。自身のYoutubeチャンネルで映画に関する数多くの評論を配信する。 ナマニク文筆家/映画論家/ミュージシャンである氏家譲寿。ホラー映画の研究家でホラー映画評論ZINE「Filthy」を発行している。 海津哲也ブギーマンマスクのコレクターとして有名で「『ハロウィンKILLS』とブギーマンの虐殺四十年史」の回に出演。 桜井信之作家/プロモデラー。『電撃ホビーマガジン』の最古参モデラーで幅広いジャンルのプラモデルに精通する。収録番組の「プラモ部」に出演。 秋山直斗元『映画秘宝』誌編集者でBLACKHOLE設立者の一人。初期の出演者でもあり、裏方に回った後も度々声での出演や年末企画の「打ち上げ」配信での出演がある。 ミミてらさらホークの飼い猫。リモート配信ではてらさわの背後に鎮座していることが多く、BLACKHOLEの各種画像にも登場する。また一部公式グッズのモデルにもなっている。 ライブ配信2021年
2022年
2023年
2024年
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