2018年平昌オリンピックのフィギュアスケート競技・男子シングル
2018年平昌オリンピックのフィギュアスケート競技・男子シングル(2018ねんピョンチャンオリンピックのフィギュアスケートきょうぎ・だんしシングル)は、2018年2月16日から2月17日にかけて江陵アイスアリーナで開催された[1][2]。16日にショートプログラム(以下SP)、17日にフリースケーティング(以下FS)が行われた[3]。 なお、この競技の金メダルが冬季五輪通算1000個目の金メダルである[4]。 概要この種目で金メダルを獲得した日本の羽生結弦はソチでも金メダルを獲得しており、1948年と1952年の冬季五輪フィギュアスケート男子シングルを連覇したディック・バトン以来66年振り4人目となる男子シングル連覇を達成した。また、冬季五輪の日本選手としては初の個人種目連覇である[5]。銀メダルは同じく日本の宇野昌磨が、銅メダルはスペインのハビエル・フェルナンデスが獲得した。フェルナンデスはスペイン初のフィギュアスケートメダリストである。 SP後、羽生、フェルナンデス、宇野、中国の金博洋が1位~4位に着けた。アメリカのネイサン・チェンは全てのジャンプでミスを犯すなど演技が乱れ、SPは17位発進となった。FSで巻き返しを図った結果、FSのトータルスコアで2位の羽生と8.91の差を付ける215.08点を記録し、5位入賞を果たした。金は全体スコアでチェンを抜き、4位入賞となった。 各メダルはIOCの竹田恆和とISU副会長のアレクサンドル・ラケルニクより授与された。 ネイサン・チェンはFSにおいて6回の4回転ジャンプに挑戦し、うち5回を成功させた[6]。この結果彼の技術点は世界最高の127.64点を記録した[7]。ハビエル・フェルナンデスはSP終了時点で2位に着けていたが、FSで予定していた4回転サルコウを2回転に落としたため高得点に繋がらず、SP3位の宇野に逆転された[8]。 競技日程全て(UTC+9)
競技結果ショートプログラム
フリースケーティング
最終順位SPとFSの結果の合計により確定[11]。
脚注
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