ダニエル・サモーヒン(英語: Daniel Samohin、1998年3月12日 - )は、イスラエル、テルアビブ出身のアメリカ代表フィギュアスケート選手(男子シングル)。兄のスタニスラフ・サモーヒンもフィギュアスケート選手。
2016年世界ジュニア選手権優勝。
経歴
フィギュアスケートコーチの両親の元に生まれる。2013年の全米選手権に出場し、ノービスクラスでピューターメダルを獲得した。
2013-2014シーズンよりイスラエル代表として、国際大会への参加を始めた。初の国際大会となったジュニアグランプリシリーズのメキシコ杯では銅メダルを獲得した。ジュニアグランプリシリーズでイスラエルの男子選手がメダルを獲得したのは初めてのことである。また、ISU主催の国際大会では、2001年にイワン・ディネフがNHK杯で銅メダルを獲得して以来である。
2014-2015シーズン、初出場の欧州選手権では10位。世界ジュニア選手権では8位。
2015-2016シーズン、初開催となったフィラデルフィアサマーインターナショナルで優勝。ジュニアグランプリシリーズのコロラドスプリングス大会では銀メダルを獲得。チャレンジャーシリーズのUSインターナショナルクラシックで優勝した。ジュニアグランプリファイナルではFSで5度の転倒を喫し、5位に終わった。世界ジュニア選手権は、SP9位スタート。FSでは、3本の4回転ジャンプを成功させて逆転優勝を果たした。この優勝は、イスラエル史上初の世界ジュニア選手権のメダルならびに、イスラエル史上初のISUチャンピオンシップスでの優勝という記録になった。
2016-2017シーズン、グランプリシリーズに参戦。スケートカナダで5位、中国杯で8位の成績を残した。欧州選手権ではロストバゲージに見舞われ、別のスケート靴で演技を披露するも、すべてのジャンプを失敗。SP33位で大会を終えた[1]。世界ジュニア選手権ではSP16位と大きく出遅れるが、FSではジュニア歴代最高得点を更新し(最終グループでヴィンセント・ジョウがさらに更新)、総合6位に順位を上げた。
2018年、平昌五輪に出場し13位。
2023-2024シーズン、所属をアメリカに変更。予選大会に出場し全米選手権出場権を得た。[2]
主な戦績
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
アメリカ代表(2023-24シーズンから)
イスラエル代表
詳細
プログラム使用曲
脚注
- ^ DANIEL SAMOHIN FINDS STRENGTH IN ADVERSITY
- ^ 2024 Prevagen U.S. Figure Skating Championships Lineup Announced | U.S. Figure Skating
- ^ https://web.archive.org/web/20171022022944/http://www.isuresults.com/bios/isufs00034509.htm
- ^ In every sense of the word, Samohin emulates Chan
参考文献
外部リンク