1964-1965シーズンのNBA
1964-1965シーズンのNBAは、NBAの19回目のシーズンである。シーズンは1964年10月16日に始まり、1965年4月25日に全日程が終了した。 シーズン前ドラフトドラフトではジム・バーンズが、ニューヨーク・ニックスから全体1位指名を受けた。またジョー・コールドウェル、ルーシャス・ジャクソン、ジェフ・マリンズ、ウィリス・リード、ポール・サイラス、ウォルト・ハザードらが指名を受けている。 その他シーズンオールスター
イースタン・デビジョン
ウエスタン・デビジョン
スタッツリーダー
※1969-70シーズン以前はアベレージよりも通算でスタッツリーダーが決められていた。 各賞
シーズン概要
巨人、再びフィラデルフィアの地へオールスター期間中、当時のNBAでは最大級のトレードが成立する。1959年にデビューして以来、一貫してウォリアーズのエースであり続けたウィルト・チェンバレンが、3年前までウォリアーズが本拠地としていたフィラデルフィアのチーム、フィラデルフィア・76ersにトレードされたのである。トレード内容はチェンバレンに対し、ポール・ノイマン、コニー・ディアーキング、リー・シェーファーと現金というものだった。一人でチームの1/3の得点を稼いでいたチェンバレンが抜けたウォリアーズは、前季の48勝から約1/3の17勝まで落ち込み、デビジョン最下位まで沈んだ。
チェンバレンVSセルティックスセルティックスが支配したこの時代、ウィルト・チェンバレンの赴く先がすなわちセルティックスの最大のライバルチームとなった。そしてこのシーズンもまた、チェンバレンはセルティックスの前に涙を呑むのである。 チェンバレンを獲得したフィラデルフィア・76ersは、デビジョン準決勝でオスカー・ロバートソン、ジェリー・ルーカス擁するシンシナティ・ロイヤルズと対決。レギュラーシーズンの成績はロイヤルズの方が上だったが、ロイヤルズにはチェンバレンに対抗でいるセンターがおらず、76ersは4勝1敗でアップセットを果たし、デビジョン決勝でセルティックスに挑んだ。シリーズはこのプレーオフ唯一の第7戦に突入したが、チェンバレンと76ersは王者の牙城を崩すことが出来なかった。 ファイナルはロサンゼルス・レイカーズと4度目の対決となったが、エルジン・ベイラーが負傷でシリーズを全休したため、ファイナルは早い段階で決着がついた。苦境の中、ロサンゼルスで行われた第3戦を勝利したレイカーズのファンは、コートのレッド・アワーバックHCに葉巻を投げることで貴重な勝利を祝ったが、焼け石に水でシリーズは4勝1敗でセルティックスがものにした。七連覇を達成したセルティックスの支配は、ますます揺ぎ無いものとなった。 ラストシーズン
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