高橋 隆博(たかはし たかひろ、1945年- )は、日本の美術工芸史学者。関西大学名誉教授[1]。
略歴
山形県生まれ[2]。1967年関西大学文学部史学科卒、1971年同大学院博士課程中退。1993年「漆芸文化史の研究」で文学博士[3]。1971年奈良県立美術館学芸員、1986年帝塚山短期大学助教授、1989年関西大学文学部助教授をへて、1993年教授となり、のち関西大学博物館長を務めた[4]。2016年関西大学なにわ大阪研究センター特別顧問。専門、美術工芸史。
著書
- 『韓国史跡と美術の旅』創元社 1988
- 『巡歴大和風物誌』関西大学出版部 2010
- 『大和の美と風土 街道をあるく』関西大学出版部 2011
共著編
- 『高麗李朝の螺鈿』河田貞共著, 日竎貞夫 写真. 毎日新聞社 1986
- 「土器づくりの伝統が江戸時代に花開いた赤膚焼」 大石慎三郎(監修)、石川松太郎(編集)『江戸時代人づくり風土記―ふるさとの人と知恵 29 奈良』農山漁村文化協会、1998年
- 『博物館学概説 改訂版』網干善教共編 関西大学出版部 2001
- 『博物館学ハンドブック』森隆男, 米田文孝共編著. 関西大学出版部, 2005
- 『新発見豊臣期大坂図屏風』編. 清文堂出版 2010
論文
脚注