高橋秀幸 (実業家)
高橋 秀幸(たかはし ひでゆき、1977年 - )は、日本の実業家、著述家、コンサルタント。秀實社代表取締役社長。 2013年より、産経新聞社の運営協力により、「次代の日本を担う人財」を社会に送り出すことを目指す、次代人財養成塾 One-Willを開講。 『仕事の教科書』(KADOKAWA)などの著書がある[2][3][4]。 経歴日本大学商学部卒業後、ファッション業界向け大手人材派遣会社に派遣社員として入社。2ヵ月更新の有期雇用契約の店舗清掃作業が、社会人としての最初の仕事であった。その後、管理責任者に最年少で就任。しかし、同社が日本法人を解散し、500名の派遣社員とともに失職。入社はゴールではなく、社会人としての起点でしかなく、自分の商品価値を高め続ける必要があることを体感[1]。 2010年、株式会社秀實社を設立。同社は企業における社員や組織の成長、発展を公約に、その道筋を可視化して内製化する研修トレーニングを主な業務とする[5]。創業時より、戦略的企業ブランディング事業において、上場企業の幹部創生プロジェクトを担当。顧客には、日本企業として14年ぶりにアメリカのナスダックに上場を果たした企業もある[6]。パーソナルブランディング事業では、延べ10,000名の全国の経営者・ビジネスパーソンのアイデンティティ確立から、出版・イベント・セミナーなどのサポートを行う[7]。 2012年に「未来の百年企業」を発足。「未来の百年企業100」は、100年以上存続する永続経営を目指す、意欲的な企業を支援する会員制サービスである。組織変革事例共有セミナーや新入社員・管理職向け研修トレーニングなどを通じて組織の活性化、分身育成を目指す[8]。 2013年よりは、「次代の日本を担う人財」を社会に送り出すことを目指し、産経新聞社の運営協力のもと、大学生(主に3年生)を対象とした次代人財養成塾 『One-Will』を開講。教育革命を提唱。高橋によれば、就職活動の形骸化が進み、就職がゴールになることで「内定を取ること」を目標にした学生が増え、入社後の早期退職者が増加した。この問題の解決のためには、学生は早い段階から『自分はこれから何を目指して生きるのか、働くのか』という命題に向き合う必要があるとし、『One-Will』は、第一線で活躍する経営者を通じて、夢やビジョン、自分の強みなど、『仕事への志』を育てていく場所として位置付けている。同塾のカリキュラムは、Basis(基準)、Experience(経験)、Planning(設計)の3つで構成され、既存の教育システムでは教えられない側面を補い、カリキュラムを通じて"自己規律"の心を養い、『軟弱でない人間』を作り上げる。この結果、塾を修了した学生は、事業計画書を読み込み、経営理念を理解して企業選びを行うに至り、即戦力ともなり得るとしている[3][9]。 年譜
著書
出典[7] 脚注
外部リンク
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