高槻かなこ
高槻 かなこ(たかつき かなこ、1993年9月25日[3] - )は、日本の女性歌手、声優。2024年12月まではアミューズに所属していた[5]。兵庫県神戸市[2]出身。愛称は主にきんぐ[1]。Aqoursのメンバーでもある。オフィシャルファンクラブ名はたかつき王国。 略歴小学2年生の時、クラス行事にて同級生の前で一人で歌った時に褒められたことで、「歌手になりたい」という目標を抱くようになる[6]。 小学生の時からJ-POP教室に通いながら歌を学び、中学生の時には劇団ひまわりにて演技を学ぶ[6]。 2012年3月よりかあこ名義で、ニコニコ動画に「歌ってみた」動画を投稿するようになる[7]。 同年9月、ビクターエンタテインメントよりシングル「凡常シンデレラの汁気のあるお願い」で歌手デビュー。カップリング曲「弱虫シグナル」では初めて作詞を担当する[6]。デビュー当時のキャッチコピーは、「奇跡の昭和アイドル声を持つ、ちょっとだけピュアーなミルキィっ子」[6]。 2015年、『ラブライブ!サンシャイン!!』の国木田花丸役にて声優デビュー。同時に、Aqoursとしての活動を開始。 2017年、第11回声優アワードで、Aqoursとして歌唱賞を受賞[8]。 2019年6月、ヴォーカル&パフォーマンスユニット「BlooDye(ブラッディー)」の結成を発表[9]。 2019年9月25日、公式ファンクラブ「たかつき王国」が同冬に発足することを発表[10]。 2021年8月5日、適応障害の治療のため活動を一定期間休止することを所属事務所のアミューズが発表した[11][12]。11月1日、心身ともに回復が見られたとして、段階的に活動を再開することを発表[13]。 2024年12月28日、結婚を発表[14]。 人物三人姉妹の真ん中である[6]。 高校生の時にアニメソングに興味を抱き、大阪市内のアニソンカフェでアルバイトを始めた際、およそ1500曲以上のアニメソングを一気に覚えて、その際に「アニメソング歌手」という明確な目標ができたという[16]。 声優およびAqoursとしての活動を開始してからは「何もかもが初挑戦」の連続で、最初のころは「みんなのアフレコを横で見ながら勉強」する日々であり、周囲と比べて落ち込むこともあったが、ファンからの応援や手紙を読んで「みんなと比べなくてもいいんだ」、「私は私でいいんだ」と思えるようになったと語っている[16]。 愛称について、当初Aqoursのメンバー内からは「きんぐ」[1]と呼ばれていた。本人曰く、Aqoursとしての初顔合わせの際、「『かなこちゃん』か『たかつきんぐ[17]』と呼んで下さい」と挨拶したら、いつの間にか「『きんぐ』でいいじゃん!」となったという[1]。ファンからは先述の「きんぐ」にちなんで「きんちゃん」と呼ばれている。なお、同メンバーの小宮有紗からは、「かなこちゃん」[18]と呼ばれている。なお、2020年6月30日に放送されたAqours5周年記念生放送におけるトークでは、多くのメンバーは「かなこ」、または「きんちゃん」と呼んでいる旨が語られている。 自身の目標について、「(将来的に)『高槻かなこ』としてソロ歌手として活動していきたいと思っています」との趣旨の発言をしている[1]。 座右の銘に「好きこそ物の上手なれ」[19]を挙げている。 自身の特徴について、「元気でうるさい」と述べており、自身が演じる花丸とは対極であると述べている[1]。人物的特徴として、Aqoursのメンバーである降幡愛は、「すごくストイック」、「あの子がこんなに頑張っているのだから、私ももっと頑張ろう」という考えを持っていて「頑張るスピードとかける時間もスゴい」と述べている[16]。 趣味としてゲーム、毎日の習慣としていることとして造顔マッサージを、それぞれ挙げている[19]。本人曰く、「ほとんど全く運動ができないインドア派」[19]と言う。ゲームに関しては、ゲームライブおよびイベントに度々参加するなど、仕事にも活かしている。 かつてはアイドルマスターシリーズのファン(プロデューサー)でもあり、前述のアルバイトの際に勤務先最寄りのナムコに立ち寄りアーケード版をプレイしていたという。また、芸名の高槻も高槻やよいから由来している[20]。 1歳だった1995年に阪神・淡路大震災に遭った経験を持つ。当時の記憶はほとんどなく、震災については現実味がない存在という認識だったが、その後東日本大震災の映像を目の当たりにしたことや、声優としてライブ活動を行って以降も、2018年に立て続けに発生した大阪府北部地震と西日本豪雨で自然の脅威に直面するとともに、阪神・淡路大震災のことも頭をよぎるようになった。2019年9月には阪神大震災からの神戸の復興を描いた朗読劇『ヘブンズ・レコード〜青空篇〜』の出演オファーを受け、「神戸を背負う一人として震災を伝える責任を感じた」と了承、震災で亡くなった母親の人格が乗り移った女性の役で出演した[2]。 出演太字はメインキャラクター。 テレビアニメ
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