高松市道朝日町仏生山線(たかまつしどうあさひまちぶっしょうざんせん)は、香川県高松市福岡町二丁目から高松市多肥下町へ至る市道である。路線番号はA0395。
概要
- 高松市中心市街地の東端を縦貫する幹線道路で南北の交通軸となっているほか、市街地化が著しい太田第2土地区画整理事業の区域内を縦貫しており、太田地区周辺を始めとする郊外地域から高松市中心部への流入路となっている。
- ほぼ全線を通して上下4車線であるが、国道11号から香川県道155号牟礼中新線までの約570m部分のみ片側1車線の対面通行である。
- この道路の東側に並行する高松市道上福岡多肥下町線は同じく高松市道室町新田線と交差しているが、当道路も含めたこれら3つの道路はいずれも区画整理事業によって計画的に配置された道路であり、車線数、幅員や地下道があることなど道路の規格が同一である。
- この路線全体を指す愛称は存在しないが、今里町から多肥下町まではサン・フラワー通りという愛称が付けられている。
- 路線名は朝日町仏生山線となっているが、起点は福岡町二丁目であり、朝日町には一切かかっていない。ただし、起点以北は臨港道路朝日町本線(香川県高松港管理事務所管轄)となっており、事実上は当道路と連続した一つの道路として朝日町と直通している。
- 国道11号以北は朝日町工業地帯へ向かうアクセス道路としての性格が強く、トラックなどの大型自動車の通行が多いようである。
- 花園町交差点(県道155号交点)から花園南交差点(香川県道43号中徳三谷高松線(本線)交点)までの区間はかつて香川県道15号高松空港線の一部だった。1989年の新高松空港開港時に県道15号は廃止され、同区間は県道指定自体が取り消された。
路線データ
起点となっている交差点で交差する道は、高松競輪場や香川県立体育館のすぐ南側の市道福岡町2号線で、その市道は幹線道路などではなく小さな生活道路である。それはこれより北側がかつて塩田であり、ここからが高松港の埋立地であることによるもので、起点以北は道路としては連続していても香川県高松港管理事務所管轄の臨港道路となる。
都市計画道路上の終点は高松市仏生山町の香川県道164号三谷香川線との交差点であり、当市道の延長線上に現在計画中であることから、完成すれば当市道が路線名通り仏生山まで結ばれることになるが、2022年8月現在香川県道147号太田上町志度線本線から同バイパスの少し南方のハローズ多肥店(2022年11月開業)までが事業化されているもののそれ以南は事業化の目途が立っていない。
また、同名の都市計画道路としての朝日町仏生山線は市道とは起点の位置が若干異なり、路線名通り朝日町(B地区との境界=朝日町一丁目・朝日町二丁目と朝日町四丁目の境界)の臨港道路朝日町本線上を起点としている。
- 本線(Google マップ)
- 総延長:8.9km
- 実延長:総延長に同じ(被重複区間なし)
- 幅員:22m、15m(松島町2丁目-花園町)、25m(JR高徳線高架部分)
- 車線数:4車線、2車線
- 最高速度:50km/h
都市計画道路指定
当市道は全線が都市計画道路に指定されており、指定名は市道名と同じく朝日町仏生山線。(都)朝日町仏生山線は当市道の全線及び臨港道路朝日町本線のうち朝日町一丁目・朝日町二丁目と朝日町四丁目の境界-起点からなる。1946年6月5日[3]、戦災復興院告示第39号により指定。車線数・名称などを除く最終決定日は1979年1月9日[4]。最終告示は、2004年5月17日の香川県告示第354号。
- 都市計画道路朝日町仏生山線
沿革
- 2001年(平成13年)3月29日 - 太田第2土地区画整理事業区域内に位置する今里南交差点-多肥本村交差点2.6kmの愛称が、サン・フラワー通りに決定[5]。
- 2002年(平成14年)4月27日 - 太田第2土地区画整理事業による道路整備で、今里交番-太田下町交差点1.5kmが開通。
サン・フラワー通り
当道路のうち、太田地区今里町の今里南交差点から多肥地区多肥下町の多肥本村交差点まではサン・フラワー通り(サン・フラワーどおり)という愛称がつけられている。当該区間には道路標識が設置されており、商業施設の名称にもサン・フラワー通り店が使用されるなど、一般に広く定着している。
別名
沿線施設
重複区間
通過する自治体
交差・接続している道路
脚注
関連項目
座標: 北緯34度18分21秒 東経134度3分9秒 / 北緯34.30583度 東経134.05250度 / 34.30583; 134.05250