飯舘村 (小惑星)

飯舘村
8272 Iitatemura
仮符号・別名 1989 SG
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
軌道要素と性質
元期:ED 2456400.5
軌道長半径 (a) 2.3845059 AU
近日点距離 (q) 2.7467868 AU
遠日点距離 (Q) 2.0222249 AU
離心率 (e) 0.1519313
公転周期 (P) 1344.91866
(3.68 )
軌道傾斜角 (i) 6.65657 度
近日点引数 (ω) 81.83232 度
昇交点黄経 (Ω) 356.79986 度
平均近点角 (M) 80.55832 度
物理的性質
絶対等級 (H) 13.0
発見
発見日 1989年9月24日
発見者 水野義兼
古田俊正
Template (ノート 解説) ■Project

飯舘村(8272 Iitatemura)は、小惑星帯にある小惑星の1つ。仮符号1989 SG[1]

概要

飯舘村は、1989年9月24日岐阜県可児市で天体写真家の水野義兼古田俊正によって発見された。

名前は、福島県相馬郡飯舘村に因み、発見者の知人であり福島県星の村天文台台長、大野裕明の提案による。

飯舘村民は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた、東日本大震災により全村避難させられている。大野は、村民がばらばらに暮らしていても同じ宙の「小惑星 飯舘村」があれば心がひとつになり絆が深まるものと考え、名前を提案した[2]

名前は2012年7月3日に、国際天文学連合小惑星センターに承認された。

関連項目

似たような経緯で命名された小惑星。

出典

  1. ^ 飯舘村の軌道要素 - JPL
  2. ^ 小惑星「飯舘村」誕生! - 星のおおのさま