長嶺安政
長嶺 安政(ながみね やすまさ、1954年(昭和29年)4月16日 - )は、日本の元外交官、元最高裁判所判事。 概要サンフランシスコ駐在総領事等を経て、2011年(平成23年)から外務省国際法局長、2012年(平成24年)から駐オランダ特命全権大使、2013年(平成25年)から外務審議官。 2016年(平成28年)から駐大韓民国特命全権大使。2017年(平成29年)1月9日、「慰安婦問題日韓合意に基いて直ちに撤去されるべき従軍慰安婦像を、韓国当局が日本側からの慰安婦像撤去の申し入れに応じない。」という重大な合意違反に対する抗議として、赴任地のソウル特別市から引き揚げた[1]。同年4月4日、北朝鮮によるミサイル発射で安全保障協力の必要性が高まり、朴槿恵前大統領の罷免で大韓民国大統領選挙が前倒しになったことなどを総合的に判断した日本国政府の決定によって、12週間ぶりに韓国に再赴任[2]。 2019年(令和元年)駐英国特命全権大使。2021年(令和3年)2月8日最高裁判所判事。 経歴・人物東京出身。東京教育大学附属駒場高校(現筑波大学附属駒場高校)を経て[3]、東京大学教養学部教養学科在学中に外務公務員採用上級試験に合格する。1977年(昭和52年)東大卒業後、外務省に入省する。 1978年(昭和53年)イギリスオックスフォード大学に留学し、1980年(昭和55年)7月、スペシャル・ディプロマを取得する。
同期
脚注出典
外部リンク
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