金田章裕
金田 章裕(きんだ あきひろ、1946年5月22日[1] - )は、日本の地理学者。京都大学名誉教授、京都府公立大学法人理事長[2]。元人間文化研究機構機構長。京都府立京都学・歴彩館館長。 経歴1946年、富山県東礪波郡福野町(現:南砺市)で生まれた。1965年に富山県立高岡高等学校を卒業し、京都大学文学部史学科に入学。地理学を専攻し、1969年に卒業した。京都大学大学院文学研究科に進学し、1974年に博士課程を単位取得退学。 その後は京都大学研修員となり、1975年5月に同教養部助手に採用された。1977年、追手門学院大学講師となり、後に助教授昇格。1987年8月、京都大学文学部助教授に転じた。1993年5月、学位論文『日本古代中世景観の歴史地理学的研究』を京都大学に提出して文学博士号を取得[3]。1994年に教授昇格。2001年に文学研究科長兼文学部長となったが、同年12月に研究科長を辞して副学長となった。2004年4月より理事兼任、2005年9月までその職を務めた。学界では、2006年に人文地理学会会長に就任(2010年退任)。2007年に京都大学を退任し、名誉教授となった。 その後は立命館大学教授として教鞭をとり、2008年からは人間文化研究機構・機構長を務めた。2014年に人間文化研究機構長を退任。同2014年、京都府立総合資料館館長に就任した。2018年より京都府公立大学法人理事長[4]。 研究内容・業績専門は人文地理学。オーストラリア地域研究や日本古代の地理学研究に従事。 著作
参考資料脚注
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