金村詩恩
金村 詩恩(かねむら しおん、1991年〈平成3年〉11月[2][3] - )は、日本のブロガー、作家、書評家。 来歴埼玉県に3人兄妹の長男[注釈 1]として生まれる[4]。在日韓国人3世であった[5]。小学校1年生の時、「警察官になる夢」のために家族で帰化した[6][7][8]。 高校時代は「自分の正体がばれてはいけない」と思って生活していたが[9]、大学2年生の時に文化人類学の授業で「自分のことを話すことの大切さ」を知ったことが、のちのブログ活動に繋がる。大学4年生の時に1年間、釜山に留学していた[10][11]。 大学卒業後、原一男監督のドキュメンタリー映画に興味を持っていたことから、都内の韓国系映像制作会社に勤める[7][12][13]。 大学在籍時や日本の路上での在日差別・ヘイトスピーチデモに接したことを契機に、2016年10月11日、ブログ活動を始める[14][15]。2017年1月、当時問題となっていた韓国へのヘイトサイト運営者のインタビュー記事への反論として書いた「拝啓 デマサイト管理していた人へ」というブログ記事が注目された。これをきっかけに、出版社「ぶなのもり」に声をかけられる[4]。会社退職後の2017年12月、ブログ記事をまとめた『私のエッジから観ている風景』が出版された[5]。 現在は在日本大韓民国青年会の運営する「あんにょんブログ」や現代ビジネス、SAITAMAネットワークで執筆活動をしている[13][16]。 人物
親族母方の祖母はソウル出身[5]。日本統治時代に神社参拝拒否運動を行ない、憲兵に捕まりかけた[23][24]。韓国で小学校の国語教師をしていたが、娘(金村にとっては母)を育てるため日本に移住した[25]。2011年3月1日、大腸がんにより死去[26]。 著書
出演テレビ放送ネット放送
脚注注釈
出典
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia