金台鎬
金 台鎬(キム・テホ、김태호、1962年1月3日〈陰暦1961年11月27日、戸籍上は1962年8月21日[1]〉 - )は、大韓民国の政治家。第18・19・21・22代国会議員[2]。元居昌郡守、慶尚南道知事。本貫は商山金氏[2]。 概要居昌郡の農村地域の出身である[1]。2004年6月6日から2010年6月30日まで慶尚南道知事(民選第3-4代)を務めた。知事退任後の2010年8月8日、李明博大統領より国務総理に指名されたが、就任を辞退した。その後、2011年4月の国会議員再補選に出馬して当選、2012年4月の総選挙で再選した。同年12月に予定されている大統領選挙のセヌリ党の大統領候補を決める党内予備選挙に立候補したが、当初から有力視されていた朴槿恵に大差をつけられて敗退した[3]。2016年4月の総選挙には立候補しなかった。2018年6月13日に行われた第7回全国同時地方選挙の慶尚南道知事選挙に自由韓国党公認候補として立候補したが、得票率42.9%にとどまり、共に民主党の金慶洙(得票率52.8%)に大差で敗れて落選した[4]。 全国市道知事協議会副会長、北韓大学院大学校招聘教授、慶南FCの球団主、慶尚南道ラムサール環境財団理事長でもあった[2]。 2020年12月、地元で発生した居昌事件および山清・咸陽事件の遺族などの関連者に対する賠償金の支給を盛り込む法案を代表発議した[5]。 経歴
国務総理への指名と辞退2010年8月8日に李明博大統領が内閣改造を行ない、金は国務総理に指名された。だが就任のために必要な国会承認に向けた人事聴聞会において以下のような疑惑を追及され混乱。8月29日に指名辞退に追い込まれた[8]。もし金が就任していれば40代での首相就任は5人目、金鍾泌以来39年ぶりとなるはずだった[15]。
エピソード身長は186cmのかなりの長身で、しかも乳児の頃から体型が大きかった[1]。 2012年11月、セヌリ党朴槿恵大統領候補中央選対委共同議長を務めた時、文在寅と安哲秀の単一化について「国民をガンギエイのX(男性生殖器を意味する言葉)と思う国民詐欺ショー」と表現したが、下品であるため金は後に「表現はやりすぎた」と謝罪した[19]。 2020年の第21代総選挙の遊説の時、地元の居昌郡で「90歳に近い父親が非難を受けることを見て、このように選挙に出て父まで悪口を言われるなんて、私が本当に親不孝だ」と訴えた[20]。 2020年12月、国民の力の議員数の減少につれ、100席までに減少すれば共に民主党側による改憲が可能になってしまうため、金および洪準杓などの無所属議員の復党を許すという声も出てきた[21]。 出典
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