酒田市民会館「希望ホール」
酒田市民会館「希望ホール」(さかたしみんかいかん「きぼうホール」、Sakata Civic Hall "Kibou Hall")は、山形県酒田市にある多目的ホール。酒田市役所隣に、2004年7月3日に開館した。酒田市が管理と運営を行っている。 2004年には小澤征爾が指揮する新日本フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが開催された。現在、希望ホールは酒田フィルハーモニー管弦楽団活動拠点ホール及び、山形交響楽団による庄内公演の拠点地となっている。 山形県内では音響設備が整っているホールの一つとされ、有名アーティストによる音楽ライブも年数回行われる。 施設
計画・設計・建築施工
沿革1962年に酒田市には1,100席収容の市民会館が建てられ、42年の長きにわたり文化の中心としての役割を担ってきた。しかし、施設の老朽化が問題となり、市は敷地の選定を経て新市民会館建設を決定、2004年2月に竣工した。 2002年2月、指名競争入札で入札を予定していた5つのJV全てが入札を辞退するという事態となった。酒田市は21億535万6千円の入札予定価格を公表していたが、各JVはこの予定価格内での受注は利益が見込めないとして、入札書に「辞退」「予定価格内での受注は無理」と記載した。[1] 2008年9月に公開された映画『おくりびと』では、劇中のオーケストラによるコンサートシーンの撮影に同ホールが使用された。 酒田希望音楽祭2004年に小澤征爾が指揮する新日本フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが開催されたことを記念して、「音楽と芸術が自然にとけあう潤いのあるまちづくりをすすめる」ことを理念として、2005年より酒田希望音楽祭が毎年開催されている。 概ね6月~10月に開催され、「支援事業」「協賛事業」の2種類の事業を行う。事業対象となった場合は、施設利用料等の特別減免が適用される。
所在地・アクセス山形県酒田市本町2-2-10
脚注注釈・出典
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