郭 泰輝(カク・テヒ、クァク・テフィ、곽태휘、1981年7月8日 - )は、大韓民国・慶尚南道金海市出身の元サッカー選手。韓国代表。現役時代のポジションはディフェンダー。
来歴
生い立ち
高校時代は当初自身の希望が叶わずサッカー強豪校ではなく人文系の純心高等学校に入学したが、大邱工業高等学校サッカー部のテストを受け、1年生の途中から同校に移る[1][2]。高校時代、練習中に左目にボールが直撃したことにより左目の視力が大きく落ちた。中には失明状態とする報道もあるが、本人の父によれば視力0.2を保っているという[2]。
クラブ
その後中央大学校を経て、2005年にFCソウルに加入。2007年夏の移籍期間に金珍圭とのトレードで全南ドラゴンズに移籍。同年11月25日の韓国FAカップ決勝第1戦では逆転決勝ゴールを挙げ[3]、チームの優勝に貢献した。
2010年より日本の京都サンガF.C.へ移籍[4]。2011年も選手登録されていた[5] が、2月に蔚山現代FCへ移籍。2011・2012年の2年連続でKリーグベストイレブンに選出された。
2013年よりサウジアラビア・アル・シャバブ・リヤドに移籍。2014年アル・ヒラルに移籍。2016年よりFCソウルに移籍し韓国に復帰。
2019年、慶南FCに移籍。
代表
2008年1月30日、チリとの親善試合で国際Aマッチにデビューし、2試合目である2010 FIFAワールドカップ3次予選・トルクメニスタン戦にてヘディングにより国際Aマッチ初ゴールを挙げた。2010 FIFAワールドカップの予備登録30人に選ばれたが、2010年5月30日のベラルーシとの親善試合で膝を負傷し、本大会行きはならなかった。
AFCアジアカップ2011ではメンバーに選ばれた。予選リーグ第1戦のバーレーン戦で先発したものの、85分にPKを与えレッドカードで一発退場。出場停止明けの第3戦インド戦でも先発したもののPKを与えてしまった。その後3位決定戦で途中出場するまで出場機会はなかった。
2014 FIFAワールドカップの韓国代表に選ばれたが、出場機会はなかった。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
韓国
| リーグ戦 |
リーグ杯 | FA杯
|
期間通算
|
2005 |
FCソウル |
|
Kリーグ |
19 |
1 |
|
|
|
|
|
|
2006 |
|
23 |
1 |
|
|
|
|
|
|
2007 |
|
17 |
1 |
|
|
|
|
|
|
全南 |
|
8 |
0 |
|
|
|
|
|
|
2008 |
|
13 |
2 |
|
|
|
|
|
|
2009 |
5 |
10 |
0 |
|
|
|
|
|
|
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2010 |
京都 |
5 |
J1 |
24 |
2 |
2 |
0 |
1 |
0 |
27 |
2
|
2011 |
J2 |
0 |
0 |
- |
- |
0 |
0
|
韓国
| リーグ戦 |
リーグ杯 | FA杯
|
期間通算
|
2011 |
蔚山現代 |
5 |
Kリーグ |
29 |
8 |
7 |
0 |
0 |
0 |
36 |
8
|
2012 |
32 |
3 |
- |
2 |
0 |
34 |
3
|
サウジアラビア
| リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯
|
期間通算
|
2012-13 |
アル・シャバブ |
17 |
プレミア |
6 |
1 |
5 |
0 |
- |
11 |
1
|
2013-14 |
10 |
1 |
- |
1 |
0 |
11 |
1
|
アル・ヒラル |
23 |
2 |
1 |
0 |
0 |
- |
2 |
1
|
通算 |
韓国 |
Kリーグ
|
151 |
16 |
|
|
|
|
|
|
日本 |
J1
|
24 |
2 |
2 |
0 |
1 |
0 |
27 |
2
|
日本 |
J2
|
0 |
0 |
- |
0 |
0 |
0 |
0
|
サウジアラビア |
プレミア
|
18 |
3 |
5 |
0 |
1 |
0 |
24 |
3
|
総通算
|
193 |
21 |
|
|
|
|
|
|
代表歴
出場大会
試合数
- 国際Aマッチ 59試合 6得点(2008年-2017年)[6]
韓国代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2008 |
7 |
3
|
2009 |
1 |
0
|
2010 |
8 |
1
|
2011 |
6 |
0
|
2012 |
7 |
2
|
2013 |
5 |
0
|
2014 |
4 |
0
|
2015 |
13 |
0
|
2016 |
6 |
0
|
2017 |
2 |
0
|
通算 |
59 |
6
|
タイトル
個人
脚注
出典
関連項目
外部リンク
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1980年代 |
- 83: 朴成華, 金哲洙, 張外龍, 李康助
- 84: 鄭龍煥, 朴景勳, 朴成華, 鄭鍾洙
- 85: 張外龍, 韓文培, 崔康熙, 金哲洙
- 86: 趙榮增, 金平錫, 崔康熙, 朴魯鳳
- 87: 具相範, 崔基奉, 鄭龍煥, 朴景勳
- 88: 崔康熙, 崔泰鎭, 孫炯先, 姜太植
- 89: 林鐘憲, 趙允煥, 崔允謙, 李榮益
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---|
1990年代 |
- 90: 林鐘憲, 崔榮俊, 崔泰鎭, 李在熙
- 91: 鄭龍煥, 朴鉉用, テッド
- 92: 洪明甫, 李鐘和, 朴正倍
- 93: 崔英一, 李鐘和, 柳東官
- 94: 安益洙, 柳想鐵, 洪明甫, 許起泰
- 95: 崔英一, 洪明甫, 許起泰
- 96: 尹星孝, 金鋳城, 許起泰
- 97: 金鋳城, マシエル, 安益秀
- 98: 安益秀, マシエル, 李林生
- 99: 姜喆, 金鋳城, マシエル, 辛弘基
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2000年代 |
- 00: 姜喆, 李林生, 金鉉洙, マシエル
- 01: ウルモヴ, 金鉉洙, 金容熙, 李榮杓
- 02: 金鉉洙,金泰映,崔眞喆, 洪明甫
- 03: 崔眞喆,金泰映,金鉉洙, サントス
- 04: サントス, 柳京烈, ムサ, 郭熙柱
- 05: 林重容, 柳京烈, 趙容衡, 金泳徹
- 06: 張學英, マト, 崔眞喆, 金泳徹
- 07: アディ, マト, 黄載元, 張學英
- 08: アディ, マト, 朴東赫, 崔孝鎭
- 09: 金相植, 金亨鎰, 黄載元, 崔孝鎭
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2010年代 |
- 10: アディ, 洪正好, サーシャ, 崔孝鎭
- 11: 朴原載, 郭泰輝, 趙晟桓, 崔喆淳
- 12: アディ, 鄭仁煥, 郭泰輝, 金昌洙
- 13: アディ, 金致坤, 金源一, 李鎔
- 14: 洪喆, 金周栄, ウィルキンソン, 車ドゥリ
- 15: 洪喆, ヨニッチ, 金基熙, 車ドゥリ
- 16: 鄭澐, オスマル, ヨニッチ, 高光民
- 17: 金珍洙, 金玟哉, 呉反錫, 崔喆淳
- 18: 洪喆, 金玟哉, リチャード, 李鎔
- 19: 洪喆, 洪正好, 李鎔, 金太煥
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2020年代 |
- 20: 姜祥佑, 権敬源, 洪正好, 金太煥
- 21: 李記帝, ブルトゥイス, 洪正好, 姜祥佑
- 22: 金珍洙, 金英權, 朴鎭燮, 金太煥
- 23: ワンデルソン, 金英權, グラント, 薛英佑
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MVP - 得点王 - アシスト王 - 若手選手賞 - ベスト11(GK - DF - MF - FW) |
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