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福岡県に存在した「那珂町」とは異なります。 |
那加町(なかちょう)は、かつて岐阜県稲葉郡にあった町である。現在の各務原市那加地区。
1876年(明治9年)に大日本帝国陸軍第三師団砲兵演習場が、1917年(大正6年)に大日本帝国陸軍各務原飛行場(現航空自衛隊岐阜基地)が設置され、陸軍、及び軍需工場の町として繁栄した。1945年(昭和20年)6月22日に各務原飛行場が大規模な空襲(各務原空襲)を受けた際、中心地も被害を受けている。
那加町庁舎跡地には各務原市東亜町会館が建っている[1]。
大字
- 新加納
- 長塚
- 山後
- 岩地
- 桐野
- 西市場
- 前洞
- 幸町
- 大平町
- 西野町
- 新那加町
- 西那加町
- 楽天地
- 本町
- 東那加町
- 日之出町
- 元町
- 吾妻町
- 東亜町
- 北栄町
- 栄町
- 南栄町
- 門前町
- 楠町
- 大東町
- 桜町
- 雲雀町
- 雄飛ケ丘
- 昭南町
- 織田町
- 信長町
- 手力町
- 入会地
- 新加納外六ケ所大字入会地
- 桐野外二ケ所大字入会地
歴史
- 江戸時代後期のこの地域は美濃国各務郡であり、天領、旗本(坪内氏・徳山氏)領であった。
- 1875年(明治8年)1月 - 北洞村と前野村が合併し、前洞村となる。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 西市場村、更木新田、桐野村、岩地村、山後村、長塚村、前洞村、影野新田、新加納村が合併し、那加村となる。
- 1897年(明治30年)4月1日[2] - 厚見郡、各務郡、方県郡の一部が合併し、稲葉郡となる。
- 1940年(昭和15年)2月11日 - 町制施行。那加町となる[3]。
- 1944年(昭和19年)2月11日、那加町西市場外六ケ所大字入会地の市街地の地域で字名の改称と地番変更がおこなわれ、幸町、大平町、西野町、新那加町、西那加町、楽天地、本町、東那加町、日之出町、元町、吾妻町、東亜町、北栄町、栄町、南栄町、門前町、楠町、大東町、桜町、雲雀町、雄飛ケ丘、昭南町、織田町、信長町、手力町、入会地を設置。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 蘇原町、稲羽町、鵜沼町と合併、市制施行。各務原市設立。同時に稲葉郡消滅。
交通
鉄道
教育
小学校
中学校
高等学校
大学
娯楽
- 那加映画劇場(那加東映) - 映画館
- 那加中央劇場 - 映画館
名所・旧跡
神社・仏閣
史跡
脚注
参考文献
- 各務原市歴史民俗資料館 編『各務原市の地名(各務原市資料調査報告書第十四号)』各務原市歴史民俗資料館、1991年。
- 小林義徳 編『那加町史』小林義徳、1964年。
関連項目