近藤 光男(こんどう みつお、1921年(大正10年)11月14日[1] - 2019年(令和元年)7月11日[2])は、日本の漢文学者、お茶の水女子大学名誉教授。
経歴
1921年、京都府京都市で生まれた。愛知一中を経て、東京帝国大学文学部支那哲学支那文学科を卒業。
その後は北海道教育大学講師に就いた。北海道大学助教授に転じ、後に教授昇格。1972年からはお茶の水女子大学教授となった。1987年にお茶の水女子大学を定年退官し、名誉教授となった[3]。
受賞・栄典
著作
- 著書
- 訳註・解説
- 『蘇東坡』(漢詩大系 17) 集英社 1964
- 『中国詩人選 蘇東坡』 集英社 1966
- 普及版 1972年
- 改題新装版『蘇東坡』(中国名詩鑑賞 7) 小沢書店 1996
- 『清詩選』(漢詩大系 22) 集英社 1967
- 『戴震集』(中国文明選 8) 安田二郎共訳著、朝日新聞社 1971
- 『戦国策』(全釈漢文大系 23・24・25) 集英社 1975-1979
- 『戦国策』劉向著、講談社(中国の古典) 1987
- 『國朝漢學師承記』江藩著、明治書院 2001
- 共著
- 『聞一多 歌与詩 中国文学史の方法』江南書院 1956
- 『中国古典の読みかた 漢文の文法』藤堂明保共著、江南書院 1956
- 『中国古典の読みかた 学習編』藤堂明保共著、江南書院 1958
- 『中国古典詩叢考 漢詩の意境』編、勁草書房 1969
参考
脚注