足立光
足立 光(あだち ひかる、1968年 - )は、日本の実業家・経営コンサルタント。ファミリーマートエグゼクティブ・ディレクター チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)、スマートニュースアドバイザー、I-ne社外取締役。 過去に、シュワルツコフヘンケル代表取締役社長、同社取締役会長、日本マクドナルドチーフ・マーケティング・オフィサー、ナイアンティックアジア太平洋プロダクトマーケティングシニアディレクターなどを歴任した。 人物・経歴米国テキサス州オースティン生まれ[1]。父は歴史学者の足立康[2][3]。母方の叔父にイザヤ・ベンダサン(山本七平)[4]。桐朋高等学校を経て、1990年一橋大学商学部卒業[5][6]。竹内弘高ゼミ出身[7]。共著もあるマーケターの土合朋宏元20世紀フォックス日本法人社長や、阿久津聡一橋大学教授はゼミの同期[8][9]。 大学卒業後、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イーストのマーケティング部に入り、新製品開発部初代マネージャーなどを経て、1996年から韓国P&G勤務。アジア通貨危機勃発後、1998年、ブーズ・アレン・ハミルトンに移り、同社マネージャーを務めた。上司の西浦裕二や遠藤功によるローランド・ベルガー日本法人の本格的な立ち上げに伴って移籍し、同社プロジェクトマネージャを務めた[10][2][1][11]。経営コンサルタントとして、全社成長戦略、新製品導入マーケティング戦略、海外進出戦略、マーケティング能力強化、販売・チャネル戦略などに携わる[12]。 2004年ヘンケル ライオン コスメティックスマーケティング部長[13]。2005年からシュワルツコフヘンケル代表取締役社長を務め、同社の黒字化を達成。2007年ヘンケルジャパン取締役シュワルツコフ プロフェッショナル事業本部長兼務。2010年シュワルツコフヘンケル取締役会長。2011年ヘンケル ビューティーケア コーポレート・ヴァイス・プレジデント、北東・東南アジア統括(リテール事業・プロフェッショナル事業)ゼネラル・マネージャー。その後ワールド執行役員国際本部本部長を務め[10][14]、海外事業の黒字化などを行った[11]。 2015年から日本マクドナルド上席執行役員マーケティング本部長[14]。チーフ・マーケティング・オフィサーを務め[15]、業績急落の中、売上増加に向けたマーケティングを展開した[14][16]。 村井説人の誘いを受け[17]、2018年9月28日、ナイアンティックアジアパシフィック プロダクトマーケティング シニアディレクターに就任。同年ローランド・ベルガー日本法人エクゼクティブ アドバイザー及びスマートニュースマーケティング戦略アドバイザーに就任[18][19]。2019年I-ne社外取締役[20]。2020年10月1日ファミリーマートエグゼクティブ・ディレクター チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)[21]。2023年ノバセル取締役[22]。M-Forceパートナー、コープさっぽろマーケティング・アドバイザーなども兼任[23]。 著作著書
訳書
脚注
外部リンク
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