西東 登(さいとう のぼる、1917年5月18日 - 1980年11月1日[1])は、東京都出身の日本の小説家・推理作家。他の筆名に「早登至」[要出典]。本名は斉藤五郎[要出典]。『芸文』同人[要出典]。
人物
東京下谷に生まれる[要出典]。北京大学経済学部研究科修了[2]。映画雑誌『キネマ旬報』記者などを経て、PR映画制作に関わる[2]。1964年「蟻の木の下で」により第10回江戸川乱歩賞を受賞[2]。以後、数多くの社会派推理小説を執筆する。動物や昆虫を生かした作品が特徴的である[2]。
1980年、心筋梗塞により死去[要出典]。
作品
- 『蟻の木の下で』 講談社、1964年
- 『轍の下』 講談社、1965年
- 『偽りの軌跡』 三一書房、1968年
- 『熱砂の渇き』 講談社、1971年
- 『深大寺殺人事件』 青樹社、1972年
- 『一匹の小さな虫』 毎日新聞社、1972年
- 『阿蘇惨劇道路』 サンケイ新聞出版局、1972年
- 『鶯はなぜ死んだか』 青樹社、1972年
- 『狂気殺人事件』 青樹社、1973年
- 『ホステス殺人事件』 青樹社、1973年
- 『幻の獣事件』 弘済出版社、1974年
- 『謎の野獣事件』 弘済出版社、1974年
- 『殺人名画』 青樹社、1975年
- 『魚が死を誘う』 産報、1975年
- 『けもの道』 日本文華社、1977年
- 『咬ませ犬』 カイガイ出版部、1977年
- 『謀略』 カイガイ出版部、1978年
- 『クロコダイルの涙』 集英社、1981年
脚注
- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ^ a b c d “会員名簿 西東登|日本推理作家協会”. 日本推理作家協会. 2022年12月31日閲覧。
関連項目
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1960年代 | |
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1970年代 |
- 第16回 大谷羊太郎『殺意の演奏』
- 第17回 受賞作なし
- 第18回 和久峻三『仮面法廷』
- 第19回 小峰元『アルキメデスは手を汚さない』
- 第20回 小林久三『暗黒告知』
- 第21回 日下圭介『蝶たちは今…』
- 第22回 伴野朗『五十万年の死角』
- 第23回 藤本泉『時をきざむ潮』 / 梶龍雄『透明な季節』
- 第24回 栗本薫『ぼくらの時代』
- 第25回 高柳芳夫『プラハからの道化たち』
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2020年代 |
- 第66回 佐野広実『わたしが消える』
- 第67回 伏尾美紀『北緯43度のコールドケース』 / 桃野雑派『老虎残夢』
- 第68回 荒木あかね『此の世の果ての殺人』
- 第69回 三上幸四郎『蒼天の鳥』
- 第70回 霜月流『遊廓島心中譚』 / 日野瑛太郎『フェイク・マッスル』
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