焦茶色のパステル
『焦茶色のパステル』(こげちゃいろのぱすてる)は、岡嶋二人の長編推理小説、及びそれを原作としたテレビドラマ。岡嶋二人のデビュー作で、第28回江戸川乱歩賞受賞作。1982年に初刊行され、1984年に文庫本が発売された。 概要1982年、第28回江戸川乱歩賞を受賞した岡嶋二人のデビュー作品。前年の第27回江戸川乱歩賞の候補となるも落選した『あした天気にしておくれ』と同様に、競馬を題材として扱っている。 1985年に土曜ワイド劇場で「血液型殺人事件 霧の那須高原襲われた女探偵」というタイトルでテレビドラマ化されている。主演は中野良子。 あらすじ東北にある幕良牧場で、牧場長・深町保夫と競馬評論家・大友隆一が銃殺される。ともに撃たれたのは、サラブレッドの母子、モンパレットとパステル。隆一の妻・香苗は競馬について無知だったが、夫の死に疑問を抱き友人の綾部芙美子とともに事件を調べ始めるが、次々と怪事件に巻き込まれることとなる[1]。 登場人物
書籍情報
テレビドラマ概要1985年12月21日、土曜ワイド劇場で「血液型殺人事件 -霧の那須高原襲われた女探偵」というタイトルで放送された。 原作とやや設定が異なり、香苗と芙美子が友人ではなく、先輩後輩の関係になっており、良太郎は芙美子の兄に変更されている。また、事件の舞台は那須高原の「大須賀牧場」に変更されている。 キャスト
スタッフ脚注
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