蟹江町立須西小学校(かにえちょうりつ すにししょうがっこう)は、愛知県海部郡蟹江町須成西6-114にある公立小学校。
地理
海部郡蟹江町でもっとも北に位置する小学校である。須成地区には須成祭を開催する冨吉建速神社・八劔社(須成神社)があり、また龍照院がある。敷地は蟹江川のすぐ西側にある。校舎がある敷地と南運動場がある敷地は、道路の下を通るトンネルで結ばれている。
1905年(明治38年)には須成村が〈旧〉蟹江町・西ノ森村・新蟹江村と合併して〈新〉蟹江町となると、2年後の1907年(明治40年)2月28日には、須成村立須成尋常小学校と西ノ森村立西之森尋常小学校が合併し、蟹江町立須西小学校が開校した。2016年(平成28年)12月には須成祭が「山・鉾・屋台行事」の一部としてユネスコの無形文化遺産に登録された。
沿革
- 1907年(明治40年)2月28日 - 須成尋常小学校と西之森尋常小学校が合併し、海東郡蟹江町立須西尋常小学校が開校[1]。
- 1941年(昭和16年) - 蟹江町立須西国民学校に改称[1]。
- 1947年(昭和22年) - 蟹江町立須西小学校に改称[1]。
- 1959年(昭和34年)10月 - 全国PTA大会で文部大臣表彰[1]。
- 1975年(昭和50年)4月10日 - 南運動場を開設[1]。
- 1980年(昭和55年)3月 - 体育館(屋内運動場)を開設[1]。
- 1981年(昭和56年)7月 - プール竣工[1]。
- 2016年(平成28年) - 全教室に冷暖房設備を設置。
児童数の変遷
『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、児童数の変遷は以下の通りである[2]。
1947年(昭和22年)
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344人
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1957年(昭和32年)
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349人
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1967年(昭和42年)
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387人
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1977年(昭和52年)
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865人
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1987年(昭和62年)
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500人
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1997年(平成9年)
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375人
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2007年(平成19年)
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315人
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2017年(平成29年)
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330人
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脚注
参考文献
- 『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校長会、2018年
関連項目
外部リンク