范頭黎
カンダルパダルマ(サンスクリット語: कन्दर्पधर्म, ラテン文字転写: Kandharpadharma, 生年不詳 - 640年)は、チャンパ王国(林邑国)第4王朝の第3代国王(在位:629年 - 640年)。漢文史料では范頭黎(はんとうれい、ベトナム語: Phạm Đầu Lê)と記される。 生涯シャンブヴァルマンの子。父王が死去すると即位した。翌630年に唐に遣使し、火珠を献上した。この時、使者に無礼な言辞があったために唐の群臣が罪に問うたが、遠隔の地に兵を発するのを嫌った太宗はあえて許したという。翌年にも五色の鸚鵡と白色の鸚鵡を献じている。太宗が崩御すると、昭陵の玄関の前にカンダルパダルマの石画を作って並べたという。 参考資料
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