新唐書

新唐書』(しんとうじょ)は、中国代の正史である。五代後晋劉昫の手になる『旧唐書』(くとうじょ)と区別するために、『新唐書』と呼ぶが、単に『唐書』(とうじょ)と呼ぶこともある。

北宋欧陽脩曾公亮らの奉勅撰[1]、225巻、仁宗嘉祐6年(1060年)の成立である。

構成

  1. 本紀、10巻
  2. 、50巻
  3. 、15巻
  4. 列伝、150巻

編纂の経緯・後世の評価

『旧唐書』は、唐末五代の戦乱の影響で、武宗以後の皇帝は実録に欠落があるなど史料不足による不備が大きかった。宋代になって、新出の豊富な史料によって、その欠を補ったのが、本書である。

本紀・志・表は欧陽脩が編纂。列伝は宋祁の撰とされるが、実際には宋敏求らの多数の当時を代表する学者が関与している。志の中に「兵志」を新設して、表を多用したのは、その功績とされている。

また文章も、唐宋八大家の一人であり古文家の大立者である欧陽脩のものであるため、簡潔な文体で叙述されている。ただ、簡略に過ぎていることや、詔勅の文章を古文に改変したり、中には錯誤も見られるため、史料的な価値では『旧唐書』に及ばないとされる。

同時期に『資治通鑑』を編纂した司馬光は、その「唐紀」の材料の多くを『旧唐書』から取り、本書にはほとんど依拠していない。本書の編纂に参画した呂夏卿は、本書の成立の直後に『唐書直筆新例』1巻を著すと、呉縝は『新唐書糾謬』20巻を著した。

代に盛んとなった中華思想を背景に、本書には復古的で儒教的な道義を重視する態度が貫かれている。「春秋の筆法」と呼ばれる主観的な叙述を用いているため、客観性を欠くという指摘がなされている。また、李白が乗船中、酒に酔って水面に映る月を取ろうとして船から転落して死亡した、と言う有名な俗説を取り入れてしまっている点も批判されている。

朝の王鳴盛(『十七史商榷』)や趙翼(『二十二史箚記』)に代表される考証学の学者たちも、本書に対しては批判的である。

天体観測の記録も含まれており、天文学史の分野においては775年の宇宙線飛来と思われる記述など当時の天文現象を記述した貴重な資料となっている。

日本について

『新唐書』巻二二〇、東夷日本伝に「天智死、子天武立。死、子總持立。咸亨元年、遣使賀平高麗、後稍習夏音、悪倭名、更号日本」とあり、咸亨元年すなわち670年より後に總持(持統天皇か)が「」をあらためて「日本」と号したとの記述がある[2]。『旧唐書』では倭と日本が並立した状態で書かれているが、『新唐書』では「日本伝」としてまとめられている。ただし上記の部分に続けて「使者自言、國近日所出、以爲名。或云日本乃小國、爲倭所并、故冒其號」とあり、倭が小国だった日本を併合して国号を取ったという異伝を併記している。『南斉書』によると479年加羅荷知王南朝の斉に遣使して「輔国将軍・本国王」に封じられており、加羅は倭王武の「都督」に含まれるため、少なくとも「本」についてはこの異伝は当たらずとも遠からずと言える。任那日本府の「日本府」も『日本書紀』では武に比定される雄略天皇の時代に初めて記述されており、日本ではなく加羅の「本国」と始祖「朱日」に基づく正しい名称の可能性もある[注釈 1]

隋の開皇末に天皇家の目多利思比孤が初めて中国と通じたと書かれている。そして、日本の王の姓は阿毎氏であること、筑紫城にいた神武が大和を統治し天皇となったことなどが記載されている。出典は示されていないが、宋史日本伝の記事から、東大寺の僧侶奝然太宗に献上した『王年代紀』を参照したと考えられている。

其王姓阿每氏 自言初主號天御中主 至彥瀲 凡三十二世 皆以 尊 爲號 居築紫城 彥瀲子神武立 更以 天皇 爲號 徙治大和州 次曰綏靖 次安寧 次懿德 次孝昭 次天安 次孝靈 次孝元 次開化 次崇神 次垂仁 次景行 次成務 次仲哀 仲哀死 以開化曾孫女神功爲王 次應神 次仁德 次履中 次反正 次允恭 次安康 次雄略 次清寧 次顯宗 次仁賢 次武烈 次繼體 次安閒 次宣化 次欽明 欽明之十一年 直梁承聖元年 次海達 次用明 亦曰目多利思比孤 直隋開皇末 始與中國通 次崇峻 崇峻死 欽明之孫女雄古立 次舒明 次皇極 — 新唐書卷220 列傳第145 東夷[3]

以上のとおり天御中主から彥瀲までの32世、天皇は神武天皇以下皇極天皇まで列挙されている。またその後には光孝天皇までが詳述されている。ただし、天御中主から彥瀲までの世数は宋史日本伝では「二十三世」であり、全ての名前が列挙されて数も合っているため、「三十二世」は二と三を取り違えた可能性が高い。『古事記』や『日本書紀』と異なる記事で注目される。

また遣唐使に加わった橘逸勢空海等の名が見える。最後に「邪古 波邪 多尼三小王」について触れられ(時代は明らかでない)、これらは屋久島隼人種子島のことともいわれる。

なお、唐書を読んだフビライ・ハンは、「日本には金銀を豊富に産出するとある」と書かれていたことから日本に興味をもち、親交を結ぼうとしたが、当時の執権である北条時宗にすげなく断られたことがフビライの逆鱗にふれて、元寇につながったとされる。

内容

本紀

  1. 本紀第一 高祖
  2. 本紀第二 太宗
  3. 本紀第三 高宗
  4. 本紀第四 則天皇后中宗
  5. 本紀第五 睿宗玄宗
  6. 本紀第六 粛宗代宗
  7. 本紀第七 徳宗順宗憲宗
  8. 本紀第八 穆宗敬宗文宗武宗宣宗
  9. 本紀第九 懿宗僖宗
  10. 本紀第十 昭宗哀帝

  1. 志第一 礼楽一
  2. 志第二 礼楽二
  3. 志第三 礼楽三
  4. 志第四 礼楽四
  5. 志第五 礼楽五
  6. 志第六 礼楽六
  7. 志第七 礼楽七
  8. 志第八 礼楽八
  9. 志第九 礼楽九
  10. 志第十 礼楽十
  11. 志第十一 礼楽十一
  12. 志第十二 礼楽十二
  13. 志第十三上 儀衛上
  14. 志第十三下 儀衛下
  15. 志第十四 車服
  16. 志第十五 暦一
  17. 志第十六 暦二
  18. 志第十七上 暦三上
  19. 志第十七下 暦三下
  20. 志第十八上 暦四上
  21. 志第十八下 暦四下
  22. 志第十九 暦五
  23. 志第二十上 暦六上
  24. 志第二十下 暦六下
  25. 志第二十一 天文一
  26. 志第二十二 天文二
  27. 志第二十三 天文三
  28. 志第二十四 五行一
  29. 志第二十五 五行二
  30. 志第二十六 五行三
  31. 志第二十七 地理一
  32. 志第二十八 地理二
  33. 志第二十九 地理三
  34. 志第三十 地理四
  35. 志第三十一 地理五
  36. 志第三十二 地理六
  37. 志第三十三上 地理七上
  38. 志第三十三下 地理七下
  39. 志第三十四 選挙上
  40. 志第三十五 選挙下
  41. 志第三十六 百官一
  42. 志第三十七 百官二
  43. 志第三十八 百官三
  44. 志第三十九上 百官四上
  45. 志第三十九下 百官四下
  46. 志第四十 兵
  47. 志第四十一 食貨一
  48. 志第四十二 食貨二
  49. 志第四十三 食貨三
  50. 志第四十四 食貨四
  51. 志第四十五 食貨五
  52. 志第四十六 刑法
  53. 志第四十七 芸文
  54. 志第四十八 芸文二
  55. 志第四十九 芸文三
  56. 志第五十 芸文四

  1. 表第一 宰相上
  2. 表第二 宰相中
  3. 表第三 宰相下
  4. 表第四 方鎮一
  5. 表第五 方鎮二
  6. 表第六 方鎮三
  7. 表第七 方鎮四
  8. 表第八 方鎮五
  9. 表第九 方鎮六
  10. 表第十上 宗室世系上
  11. 表第十下 宗室世系下
  12. 表第十一上 宰相世系一上 - 西眷裴氏・洗馬裴氏・南来呉裴氏・中眷裴氏・東眷裴氏・彭城劉氏・尉氏劉氏・臨淮劉氏・南陽劉氏・広平劉氏・丹陽劉氏・曹州南華劉氏・河南劉氏
  13. 表第十一下 宰相世系一下 - 皇舅房蕭氏・斉梁房蕭氏・三祖房竇氏・平陵房竇氏・陳氏・封氏・観王房楊氏・越公房楊氏・京兆高氏・晋陵高氏・河南房氏・宇文氏
  14. 表第十二上 宰相世系二上 - 長孫氏・京兆杜氏・襄陽杜氏・洹水杜氏・濮陽杜氏・武陽房隴西李氏・姑臧房隴西李氏・丹陽房隴西李氏・南祖趙郡李氏・東祖趙郡李氏・西祖趙郡李氏・遼東李氏・江夏李氏・漢中李氏
  15. 表第十二中 宰相世系二中 - 琅邪王氏・太原王氏・京兆王氏・館陶魏氏・宋城魏氏・鹿城魏氏・温氏・戴氏・侯氏・岑氏
  16. 表第十二下 宰相世系二下 - 河東張氏・始興張氏・馮翊張氏・呉郡張氏・清河東武城張氏・河間張氏・中山張氏・魏郡張氏・汲郡張氏・鄭州張氏・扶風馬氏・茌平馬氏・褚氏・鄭州崔氏・許州鄢陵房崔氏・南祖崔氏・清河大房崔氏・清河小房崔氏・清河青州房崔氏・博陵安平崔氏・博陵大房崔氏・博陵第二房崔氏・博陵第三房崔氏・于氏
  17. 表第十三上 宰相世系三上 - 西眷房柳氏・東眷房柳氏・韓氏・来氏・安陸許氏・辛氏・任姓・盧氏
  18. 表第十三下 宰相世系三下 - 上官氏・楽氏・孫氏・九真姜氏・丹徒枝陸氏・太尉枝陸氏・侍郎枝陸氏・新安趙氏・敦煌趙氏・南陽趙氏・閻氏・郝氏・南祖薛氏・西祖薛氏
  19. 表第十四上 宰相世系四上 - 西眷韋氏・東眷韋氏・逍遙公房韋氏・鄖公房韋氏・南皮公房韋氏・駙馬房韋氏・龍門公房韋氏・小逍遙公房韋氏・京兆韋氏・華陰郭氏・昌楽郭氏・中山郭氏・武氏・騫氏・沈氏・趙郡蘇氏・武功蘇氏・范氏・邢氏・傅氏・史氏・宗氏・格氏
  20. 表第十四下 宰相世系四下 - 欧陽氏・狄氏・河東袁氏・陝郡姚氏・婁氏・豆盧氏・永安周氏・吉氏・顧氏・朱氏・唐氏
  21. 表第十五上 宰相世系五上 - 敬氏・桓氏・祝氏・紀氏・北祖鄭氏・南祖鄭氏・滎陽鄭氏・滄州鄭氏・鍾氏・広平宋氏・源氏・安定牛氏・苗氏・呂氏・第五氏
  22. 表第十五下 宰相世系五下 - 常氏・喬氏・關氏・渾氏・瀛州斉氏・董氏・河南賈氏・権氏・皇甫氏・程氏・令狐氏・段氏・元氏・路氏・舒氏・白氏・夏侯氏・蔣氏・畢氏・曹姓・徐氏・下博孔氏・独孤氏・柳城李氏(1)・武威李氏・高麗李氏・柳城李氏(2)・鶏田李氏・范陽李氏・代北李氏・営州王氏・太原王氏・安東王氏・田氏・烏氏

列伝

  1. 列伝第一 后妃上 - 太穆竇皇后文徳長孫皇后徐賢妃王皇后則天武皇后和思趙皇后韋皇后上官昭容粛明劉皇后昭成竇皇后王皇后貞順武皇后元献楊皇后楊貴妃
  2. 列伝第二 后妃下 - 張皇后章敬呉太后貞懿独孤皇后睿真沈太后・昭徳王皇后・韋賢妃・荘憲王皇后・懿安郭太后・孝明鄭太后・恭僖王太后・貞献蕭太后・宣懿韋太后・尚宮宋若昭・郭貴妃・王賢妃・元昭晁太后・恵安王太后・郭淑妃・恭憲王太后・何皇后
  3. 列伝第三 宗室 - 李道宗李道興李孝基李道玄李叔良李孝協李思訓李晋李幼良李琛李孝恭李瓌中国語版李瑗李神通李道彦李孝逸李神符李博義李奉慈
  4. 列伝第四 高祖諸子 - 李建成李玄霸李元吉李智雲李元景李元昌李元亨李元方李元礼李元嘉李元則李元懿李元軌李鳳李元慶李元裕李元名李霊夔李元祥李元暁李元嬰
  5. 列伝第五 太宗諸子 - 李承乾李寛李恪李泰李祐李愔李惲李貞李治李慎李囂李簡李福李明
  6. 列伝第六 三宗諸子
  7. 列伝第七 十一宗諸子
  8. 列伝第八 諸帝公主
  9. 列伝第九 - 李密単雄信祖君彦
  10. 列伝第十 - 王世充竇建徳
  11. 列伝第十一 - 薛挙李軌劉武周高開道劉黒闥
  12. 列伝第十二 - 蕭銑輔公祏中国語版沈法興李子通梁師都
  13. 列伝第十三 - 劉文静裴寂
  14. 列伝第十四 - 屈突通尉遅敬徳張公謹秦叔宝唐倹段志玄
  15. 列伝第十五 - 劉弘基殷開山劉政会許紹程知節柴紹任瓌中国語版丘和
  16. 列伝第十六 - 温大雅皇甫無逸李襲志姜謩中国語版崔善為李嗣真
  17. 列伝第十七 - 杜伏威張士貴李子和苑君璋羅芸王君廓
  18. 列伝第十八 - 李靖李客師李令問李彦芳李勣李敬業李思文
  19. 列伝第十九 - 侯君集張亮薛万均薛万徹薛万備盛彦師盧祖尚劉世譲劉蘭李君羨
  20. 列伝第二十 - 高倹高履行高真行高重竇威竇軌竇琮竇抗竇静竇誕竇璡竇徳玄
  21. 列伝第二十一 - 房玄齢房遺愛杜如晦杜楚客杜淹杜元穎杜審権杜譲能
  22. 列伝第二十二 - 魏徴魏謩
  23. 列伝第二十三 - 王珪王燾薛収薛元超薛元敬薛稷薛伯陽馬周馬載韋挺韋待価韋武韋万石
  24. 列伝第二十四 - 李綱李安仁李迥秀李大亮李安静李道裕戴冑戴至徳劉洎楽彦瑋崔仁師崔湜崔液崔澄
  25. 列伝第二十五 - 陳叔達楊恭仁楊思訓楊師道楊執柔封倫裴矩宇文士及鄭善果鄭元璹権万紀権懐恩閻立徳閻立本蔣儼韋弘機韋岳子姜師度強循張知謇
  26. 列伝第二十六 - 蕭瑀蕭鈞蕭嗣業蕭嵩蕭華蕭復蕭俛蕭倣蕭廩蕭遘蕭定
  27. 列伝第二十七 - 岑文本岑羲岑長倩格輔元虞世南李百薬李安期褚亮劉孝孫李玄道李守素姚思廉姚璹姚珽令狐徳棻令狐峘鄧世隆顧胤李延寿
  28. 列伝第二十八 - 蘇世長蘇良嗣蘇弁韋雲起韋方質孫伏伽張玄素
  29. 列伝第二十九 - 于志寧于休烈于敖于琮龐厳高季輔張行成張易之張昌宗
  30. 列伝第三十 - 長孫無忌長孫敞長孫操長孫詮長孫順徳褚遂良褚璆韓瑗来済来恒李義琰李巣李義琛上官儀
  31. 列伝第三十一 - 杜正倫崔知温高智周石仲覧郭正一趙弘智来章崔敦礼楊弘礼盧承慶劉祥道李敬玄劉徳威孫処約邢文偉高子貢
  32. 列伝第三十二 - 傅奕呂才陳子昂王無競趙元
  33. 列伝第三十三 - 劉仁軌裴行倹裴光庭裴稹裴倩裴均婁師徳
  34. 列伝第三十四 - 崔義玄楊再思竇懐貞宗楚客紀処訥祝欽明郭山惲王璵
  35. 列伝第三十五 諸夷蕃将 - 史大奈馮盎阿史那社爾阿史那忠執失思力契苾何力黒歯常之李謹行泉男生李多祚李湛論弓仁尉遅勝尚可孤裴玢
  36. 列伝第三十六 - 郭孝恪張倹王方翼蘇定方薛仁貴程務挺王孝傑唐休璟張仁愿張敬忠王晙
  37. 列伝第三十七 - 王義方員半千石抱忠韓思彦蘇安恒薛登王求礼柳沢範馮元常蔣欽緒
  38. 列伝第三十八 - 唐臨唐紹張文瓘徐有功徐彦若
  39. 列伝第三十九 - 崔融徐彦伯蘇味道豆盧欽望史務滋崔元綜周允元
  40. 列伝第四十 - 狄仁傑郝処俊朱敬則
  41. 列伝第四十一 - 王綝韋思謙陸元方陸象先王及善李日知李懐遠
  42. 列伝第四十二 - 裴炎劉禕之魏玄同李昭徳吉頊
  43. 列伝第四十三 - 張廷珪韋湊韋見素韓思復宋務光呂元泰辛替否李渤裴潾張皋李中敏李款李甘
  44. 列伝第四十四 - 武平一李乂賈曾白居易白行簡白敏中
  45. 列伝第四十五 - 桓彦範盧襲秀薛季昶楊元琰敬暉崔玄暐張柬之袁恕己
  46. 列伝第四十六 - 劉幽求鍾紹京崔日用王毛仲李守徳陳玄礼
  47. 列伝第四十七 - 魏元忠韋安石郭元振
  48. 列伝第四十八 - 李嶠蕭至忠盧蔵用韋巨源趙彦昭和逢堯
  49. 列伝第四十九 - 姚崇宋璟
  50. 列伝第五十 - 蘇瓌張説
  51. 列伝第五十一 - 魏知古盧懐慎李元紘杜暹張九齢韓休
  52. 列伝第五十二 - 張嘉貞源乾曜裴耀卿
  53. 列伝第五十三 - 蘇珦尹思貞畢構李傑鄭惟忠王志愔許景先潘好礼倪若水席豫斉澣
  54. 列伝第五十四 - 裴守真崔沔盧従愿李朝隠王丘厳挺之
  55. 列伝第五十五 - 裴漼陽嶠宋慶礼楊瑒崔隠甫李尚隠解琬
  56. 列伝第五十六 宗室宰相 - 李適之李峴李勉李夷簡李程李石李回
  57. 列伝第五十七 - 劉子玄呉兢韋述蔣乂柳芳沈既済
  58. 列伝第五十八 - 郭虔瓘郭知運王君㚟張守珪王忠嗣牛仙客
  59. 列伝第五十九 - 宇文融韋堅楊慎矜王鉷
  60. 列伝第六十 - 哥舒翰高仙芝封常清
  61. 列伝第六十一 - 李光弼
  62. 列伝第六十二 - 郭子儀
  63. 列伝第六十三 - 李嗣業馬璘李抱玉路嗣恭
  64. 列伝第六十四 - 房琯張鎬李泌
  65. 列伝第六十五 - 崔円苗晋卿裴冕裴遵慶呂諲
  66. 列伝第六十六 - 崔光遠鄧景山魏少游衛伯玉李澄韓全義盧従史高霞寓
  67. 列伝第六十七 - 李麟楊綰崔祐甫柳渾韋処厚路隋
  68. 列伝第六十八 - 高適元結李承韋倫薛玨崔漢衡戴叔倫王翃徐申郗士美辛秘
  69. 列伝第六十九 - 来瑱田神功侯希逸崔寧厳礪
  70. 列伝第七十 - 元載王縉黎幹楊炎厳郢竇参
  71. 列伝第七十一 - 李栖筠李鄘
  72. 列伝第七十二 - 王思礼魯炅王難得辛雲京馮河清李芃李叔明曲環王虔休盧群李元素盧士玫
  73. 列伝第七十三 - 令狐彰張孝忠康日知李洧劉澭田弘正王承元牛元翼史孝章
  74. 列伝第七十四 - 劉晏第五琦班宏王紹李巽
  75. 列伝第七十五 - 李揆常袞趙憬崔造斉映盧邁
  76. 列伝第七十六 - 関播董晋袁滋趙宗儒竇易直
  77. 列伝第七十七 - 張鎰姜公輔武元衡李絳宋申錫
  78. 列伝第七十八 - 段秀実顔真卿
  79. 列伝第七十九 - 李晟
  80. 列伝第八十 - 馬燧渾瑊
  81. 列伝第八十一 - 楊朝晟戴休顔陽恵元李元諒李観韓游瓌杜希全邢君牙
  82. 列伝第八十二 - 陸贄
  83. 列伝第八十三 - 韋皋張建封厳震韓弘
  84. 列伝第八十四 - 鮑防李自良蕭昕薛播樊沢王緯呉湊鄭権陸亘盧坦柳晟崔戎
  85. 列伝第八十五 - 徐浩呂渭孟簡劉伯芻楊憑潘孟陽崔元略韋綬
  86. 列伝第八十六 - 張薦趙涓李紓鄭雲逵徐岱王仲舒馮伉庾敬休
  87. 列伝第八十七 - 姚南仲独孤及顧少連韋夏卿段平仲呂元膺許孟容薛存誠李遜
  88. 列伝第八十八 - 孔巣父穆寧崔邠柳公綽楊於陵
  89. 列伝第八十九 - 帰崇敬奚陟崔衍盧景亮薛苹衛次公薛戎胡証丁公著崔弘礼崔玄亮王質殷侑王彦威
  90. 列伝第九十 - 鄭余慶鄭珣瑜高郢鄭絪権徳輿崔群
  91. 列伝第九十一 - 賈耽杜佑令狐楚
  92. 列伝第九十二 - 白志貞裴延齢崔損韋渠牟李斉運李実皇甫鎛王播
  93. 列伝第九十三 - 韋執誼王叔文陸質劉禹錫柳宗元程异
  94. 列伝第九十四 - 杜黄裳裴洎李藩韋貫之
  95. 列伝第九十五 - 高崇文伊慎朱忠亮劉昌裔范希朝王鍔孟元陽王栖曜劉昌趙昌李景略任迪簡張万福高固
  96. 列伝第九十六 - 李光進烏重胤王沛楊元卿曹華高瑀劉沔石雄
  97. 列伝第九十七 - 于頔王智興杜兼杜亜
  98. 列伝第九十八 - 裴度
  99. 列伝第九十九 - 李逢吉元稹牛僧孺李宗閔楊嗣復
  100. 列伝第一百 - 竇群劉栖楚張又新楊虞卿張宿熊望柏耆
  101. 列伝第一百一 - 韓愈
  102. 列伝第一百二 - 銭徽崔咸韋表微高釴馮宿李虞仲李翺盧簡辞高元裕封敖鄭薫敬晦韋博李景譲
  103. 列伝第一百三 - 劉蕡
  104. 列伝第一百四 - 李訓鄭注王涯
  105. 列伝第一百五 - 李徳裕
  106. 列伝第一百六 - 陳夷行李紳李譲夷
  107. 列伝第一百七 - 李固言李玨崔珙
  108. 列伝第一百八 - 畢諴崔彦昭劉鄴
  109. 列伝第一百九 - 馬植楊収路巌
  110. 列伝第一百一十 - 鄭畋王鐸王徽
  111. 列伝第一百一十一 - 周宝王処存鄧処訥
  112. 列伝第一百一十二 - 王重栄諸葛爽李罕之
  113. 列伝第一百一十三 - 楊行密時溥朱瑄
  114. 列伝第一百一十四 - 高仁厚趙犨田頵
  115. 列伝第一百一十五 - 劉建鋒成汭杜洪
  116. 列伝第一百一十六 忠義上 - 夏侯端劉感常達謝叔方呂子臧馬元規王行敏盧士叡李玄通羅士信張道源張楚金李育徳李公逸張善相高叡高仲舒安金蔵王同皎王潜周憬呉保安李憕李源李彭盧奕盧元輔張介然崔無詖
  117. 列伝第一百一十七 忠義中 - 顔杲卿顔泉明賈循隠林張巡許遠南霽雲雷万春姚誾
  118. 列伝第一百一十八 忠義下 - 程千里袁光廷龐堅蔡廷玉張名振石演芬呉漵賈直言辛讜
  119. 列伝第一百一十九 卓行 - 元徳秀李崿権皋甄済陽城何蕃司空図
  120. 列伝第一百二十 孝友
  121. 列伝第一百二十一 隠逸 - 王績孫思邈王希夷李元愷司馬承禎賀知章陸羽陸亀蒙
  122. 列伝第一百二十二 循吏
  123. 列伝第一百二十三 儒学上 - 陸徳明顔師古顔相時孔穎達欧陽詢欧陽通蓋文達蕭徳言
  124. 列伝第一百二十四 儒学中
  125. 列伝第一百二十五 儒学下
  126. 列伝第一百二十六 文芸上 - 袁朗賀徳仁蔡允恭謝偃崔信明劉延祐張昌齢崔行功杜審言王勃楊炯盧照鄰駱賓王元万頃范履冰
  127. 列伝第一百二十七 文芸中 - 李適劉允済沈佺期宋之問閻朝隠尹元凱劉憲李邕呂向王翰李白王維鄭虔蕭穎士陸拠柳并皇甫冉蘇源明
  128. 列伝第一百二十八 文芸下 - 李華孟浩然王昌齢崔顥劉太真邵説于邵崔元翰于公異李益盧綸欧陽詹李賀呉武陵李商隠薛逢李頻呉融
  129. 列伝第一百二十九 方技 - 李淳風甄権許胤宗張文仲袁天綱客師張憬蔵乙弗弘礼金梁鳳王遠知薛頤葉法善明崇儼尚献甫厳善思杜生張果邢和璞師夜光羅思遠姜撫桑道茂
  130. 列伝第一百三十 列女
  131. 列伝第一百三十一 外戚 - 独孤懐恩武士彠武承嗣武三思武攸曁楊国忠
  132. 列伝第一百三十二 宦者上 - 楊思勗高力士程元振魚朝恩竇文場霍仙鳴劉貞亮吐突承璀馬存亮厳遵美仇士良楊復光
  133. 列伝第一百三十三 宦者下 - 李輔国王守澄劉克明田令孜楊復恭劉季述韓全誨張彦弘
  134. 列伝第一百三十四 酷吏 - 索元礼来俊臣周興丘神勣侯思止王弘義郭弘覇姚紹之周利貞王旭吉温羅希奭崔器毛若虚敬羽
  135. 列伝第一百三十五 藩鎮魏博 - 田承嗣史憲誠何進滔韓允中楽彦禎羅弘信羅紹威
  136. 列伝第一百三十六 藩鎮鎮冀 - 李宝臣王武俊王廷湊王元逵王紹鼎王紹懿王景崇王鎔
  137. 列伝第一百三十七 藩鎮盧龍 - 李懐仙朱滔劉怦劉済朱克融李載義楊志誠史元忠張仲武張允伸張公素李茂勲李全忠劉仁恭
  138. 列伝第一百三十八 藩鎮淄青横海 - 李正己李納李師古程日華程懐直程懐信李全略李同捷
  139. 列伝第一百三十九 藩鎮宣武彰義澤潞 - 劉玄佐鄧惟恭呉少誠呉少陽呉元済李祐劉悟劉従諫李佐之李師晦李丕
  140. 列伝第一百四十上 突厥上 - 突厥東突厥
  141. 列伝第一百四十下 突厥下 - 東突厥・西突厥
  142. 列伝第一百四十一上 吐蕃
  143. 列伝第一百四十一下 吐蕃下
  144. 列伝第一百四十二上 回鶻上 - 回鶻
  145. 列伝第一百四十二下 回鶻下 - 回鶻・鉄勒
  146. 列伝第一百四十三 沙陀
  147. 列伝第一百四十四 北狄 - 契丹室韋黒水靺鞨渤海
  148. 列伝第一百四十五 東夷 - 高麗百済新羅日本流鬼
  149. 列伝第一百四十六上 西域上 - 泥婆羅党項東女高昌吐谷渾焉耆亀茲跋禄迦疏勒于闐天竺摩掲陀那掲烏茶章求抜悉立罽賓
  150. 列伝第一百四十六下 西域下 - 寧遠大勃律小勃律吐火羅謝亹識匿箇失蜜骨咄蘇毘師子波斯拂菻大食
  151. 列伝第一百四十七上 南蛮上 - 南詔
  152. 列伝第一百四十七中 南蛮中 - 南詔下・蒙巂詔・越析詔・浪穹詔・邆賧詔・施浪詔
  153. 列伝第一百四十七下 南蛮下 - 環王国・盤盤・扶南真臘・訶陵・投和・瞻博・室利佛逝・名蔑・単単・驃・両爨蛮・南平獠・西原蛮
  154. 列伝第一百四十八上 姦臣上 - 許敬宗李義府傅游芸李林甫陳希烈
  155. 列伝第一百四十八下 姦臣下 - 盧杞崔胤崔昭緯柳璨蔣玄暉張廷範氏叔琮朱友恭
  156. 列伝第一百四十九上 叛臣上 - 僕固懐恩周智光梁崇義李懐光陳少游李錡
  157. 列伝第一百四十九下 叛臣下 - 李忠臣喬琳高駢朱玫王行瑜陳敬瑄李巨川
  158. 列伝第一百五十上 逆臣上 - 安禄山安慶緒高尚孫孝哲史思明史朝義
  159. 列伝第一百五十中 逆臣中 - 李希烈朱泚
  160. 列伝第一百五十下 逆臣下 - 黄巣秦宗権董昌

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脚注

注釈

  1. ^ 新増東国輿地勝覧』巻29高霊県条所引の崔致遠撰『釈利貞伝』逸文によると大加耶の始祖は「悩窒朱日」である。因みに『日本書紀』は任那(みまな)は崇神天皇の名(みまきいりびこいにえ)に基づくと記し、神功皇后62年条には加羅国王・己本旱岐(こほ・かんき)が現れる。

出典

  1. ^ 魯迅『中国小説史略 上』ちくま学芸文庫、1997年、27頁。 
  2. ^ 荊木美行『金石文と古代史料の研究』燃焼社2014年、255頁。
  3. ^ ウィキソース出典 歐陽修 宋祁 (中国語), 新唐書/卷220#.E5.80.AD.EF.BC.8C.E6.97.A5.E6.9C.AC, ウィキソースより閲覧。