茂木駅
茂木駅(もてぎえき)は、栃木県芳賀郡茂木町大字茂木にある真岡鐵道真岡線の駅である。真岡線の終点であり、栃木県の最東端の駅でもある。 歴史
駅構造構内に機回し線を有し、蒸気機関車用の電動式転車台が設置されている。以前は転回時に警報装置により、乙女の祈りの音楽が流れていたが、2018年4月に廃止された[7]。転車台設置以前にはその位置に側線が数本あった。 有人駅であり、窓口の営業時間は平日の7:10 - 10:30、14:50 - 18:10。土日祭日は8:30 - 17:10。自動券売機1台あり。 夜間滞泊も設定されている。
利用状況近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
駅周辺茂木駅からはさらに、改正鉄道敷設法の別表第38号として「茨城県水戸ヨリ阿野沢ヲ経テ東野付近ニ至ル鉄道及阿野沢ヨリ分岐シテ栃木県茂木ニ至ル鉄道」が計画されていた。このうち、茂木駅 - 長倉宿駅間は国鉄長倉線として1937年に着工し、河井村(現・茂木町)まで路盤は完工したが、太平洋戦争勃発のため工事は中断され開業しなかった[1]。このため、真岡線の線路終端の先には、計画線の用地や路盤が現在も多く残っている[1]。また、水戸寄りでは茨城交通茨城線が開業したが、後に廃止。これらの区間をカバーする国鉄バス(現在のジェイアールバス関東)の「鉄道先行路線」として「水都東線」「水都西線」も運行されたが、1990年代までに廃止されている。
バス路線駅前に茂木バス停留所があり、JRバス関東(宇都宮支店)が乗り入れ、芳賀町の芳賀町工業団地管理センター前で宇都宮ライトレールに接続し、宇都宮市方面へのアクセスを担っている。
隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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