烏山駅
烏山駅(からすやまえき)は、栃木県那須烏山市南二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)烏山線の駅である[1]。烏山線の終着駅である。栃木県内におけるJRの駅としては最東端に位置する。 歴史
駅構造かつては対向式ホーム2面2線で、通常は現在でも使用されている駅舎側のホームのみで乗降が行われていた。東側にあったホーム、レールは使用されておらず、山あげ祭などの臨時客車列車における機関車の機回し作業に用いられる程度であった。2012年2月に、開発が進められていた蓄電池駆動電車システム用車両の充電設備が設けられ、そのスペース確保としてレールが撤去され、1面1線構造となった。なお、東側ホームは放置されている[8]。充電設備は、2014年3月からJR東日本EV-E301系電車の定期運用開始に伴い、運用を開始した[9][10]。 宇都宮営業統括センター(宝積寺駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)となっている。かつてはみどりの窓口が設置されていたが、2013年に営業を終了し、代わりに指定席券売機が設置されている[5][6]。 旧駅舎内の待合室は広く、多くの椅子が設置されていた。このほか、隣接して臨時の待合室と改札があり、この臨時改札には「無事カエル」という蛙の置物が設置されていた。 駅舎入口付近には、当駅でかつて使用されていた腕木式信号機が記念として設置されている[1]。
発車予告メロディー朝・昼・夕・夜のそれぞれの時間帯で発車3分前から以下の発車「予告」メロディーが流れる。JR北海道の函館駅・池田駅などでは既に実用化されているが、JR東日本の駅では唯一の事例となっている。 音源は防災行政無線や学校などのチャイム用途に使われるTOAのメロディクスによるもので、通常の発車メロディーとは放送機材が全く異なる。 なお、2019年より那須烏山市の「山あげ祭り」の開催に合わせて、期間限定で発車予告メロディーを「山あげ祭」の定番曲であるお囃子に変更され[11][12]、2022年7月1日から通年化された[13]。 利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は446人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺駅の周辺は民家が多く、所々に商店がある。駅舎は栃木県道102号線側にあり、国道から東へ少し離れた所を那珂川が流れる。
バス路線
隣の駅
脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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