臭化リチウム (しゅうかリチウム、英 : Lithium bromide )は、リチウム の臭化物 で、化学式LiBrで表される。
性質
炭酸リチウム あるいは水酸化リチウム と臭化水素酸 を反応させると水溶液が得られる。
Li
2
CO
3
+
2
HBr
⟶
2
LiBr
+
CO
2
+
H
2
O
{\displaystyle {\ce {Li2CO3\ + 2HBr -> 2LiBr\ + CO2\ + H2O}}}
無色の塩化ナトリウム型構造 のイオン結晶 であり、格子定数 はa = 5.490Å (549.0pm )である[ 2] 。
潮解性 が強く、密栓して保存する。水 に易溶、エタノール およびジエチルエーテル などにも可溶である。水溶液からは4℃以下で3水和物、4〜34℃で2水和物、34℃以上では1水和物が析出する。また5水和物と水との間に−72℃の共晶点がある。これらの水和物を加熱すると無水物が得られる。
用途
吸湿性 があり、吸収式冷凍機 の吸収溶液 や乾燥剤 として使用される。近年ではリチウム塩 として、躁病 や双極性障害 の治療にも用いられる。ラット に経口投与した場合の半数致死量 は雄で1,383mg/kg、雌では1,600mg/kg[ 3] 。
脚注
^ D.D. Wagman, W.H. Evans, V.B. Parker, R.H. Schumm, I. Halow, S.M. Bailey, K.L. Churney, R.I. Nuttal, K.L. Churney and R.I. Nuttal, The NBS tables of chemical thermodynamics properties, J. Phys. Chem. Ref. Data 11 Suppl. 2 (1982)
^ 『化学大辞典』 共立出版、1993年
^ 財団法人食品薬品安全センター
アルコール バルビツール酸系 ベンゾジアゼピン 類ウレタン フラボノイド イミダゾール カヴァ 成分ウレイド (英語版 ) 神経ステロイド 非ベンゾジアゼピン系 フェノール 類ピラゾロピリジン 類キナゾリノン 類吸入麻酔薬 /ガスその他/未分類
3-ヒドロキシブタナール
アロガバト (英語版 )
アベルメクチン 類 (例:イベルメクチン )
臭化物 化合物 (例:臭化リチウム , 臭化カリウム , 臭化ナトリウム )
カルバマゼピン
クロラロース (英語版 )
クロルメザノン
クロメチアゾール (英語版 )
ダリガバト (英語版 )
DEABL (英語版 )
重水素化エチフォキシン (英語版 )
ジヒドロエルゴリン (英語版 ) 類 (例:ジヒドロエルゴクリプチン (英語版 ) , エルゴロイド (英語版 ) )
エタゼピン (英語版 )
エチフォキシン (英語版 )
フルピルチン (英語版 )
ホパンテン酸 (英語版 )
KRM-II-81 (英語版 )
ランタン
ラベンダー油 (英語版 )
リグナン 類 (例:4-O-メチルホノキオール (英語版 ) , ホノキオール (英語版 ) , マグノロール (英語版 ) , オボバトール (英語版 ) )
ロレクレゾール (英語版 )
イソ吉草酸メンチル (英語版 )
モナストロール (英語版 )
Org 25,435 (英語版 )
プロパニジド
レチガビン (英語版 )
サフラナール
スチリペントール (英語版 )
スルホニルアルカン (英語版 ) 類 (例:スルホンメタン (英語版 ) , テトロナール (英語版 ) , トリオナール (英語版 ) )
トピラマート
セイヨウカノコソウ 成分 (例:3-メチルブタン酸 , イソバレルアミド , バレレン酸 (英語版 ) )
未分類のベンゾジアゼピン部位陽性調節因子: MRK-409 (英語版 )
TCS-1205 (英語版 )