羽合町
羽合町(はわいちょう)は、鳥取県の中央付近にかつて存在していた町である。東伯郡に属した。 概要2004年(平成16年)10月1日に、同郡の泊村、東郷町と合併して湯梨浜町となった[1]。東郷湖畔の羽合温泉が有名。人口は8,011人、面積は12.23km2(2003年)。ハワイ州ハワイ郡(アメリカ合衆国)と、町名が同じ「はわい」であることから1996年に姉妹都市提携。羽合町内にはヤシの木の並木がある。 地理町域のほとんどは羽合平野と呼ばれる平野部にあり、条里制に基づく整然とした区画割りの農地が広がっている。中心市街がある場所は、かつての天神川の河道にあたり、江戸時代に河道改修で埋め立てられた場所のため、その地域だけが区画割が整然としていない。 町の東には東郷池があり、池の対岸が旧東郷町である。北は日本海だが、海沿いに羽合砂丘(北条砂丘の一部)が広がっている。 西端は天神川を挟んで旧北条町(現在は北栄町の一部)である。南西側は倉吉市である。海岸部では東の旧泊村と接している。 歴史羽合という地名の由来は少なくとも鎌倉時代にまでさかのぼる。正嘉2年(1258年)に作られた東郷庄絵図には伯井田の地名が確認され、この地名が訛って変化し、羽合になったとみられる。天正8年(1580年)ごろの「吉川元春書状」には「羽合田」の地名がみえることから、少なくともこの頃には羽合の地名が成立していたようである[2]。 沿革姉妹都市・提携都市海外地域教育いずれも現在は湯梨浜町立。 小学校
中学校交通鉄道路線鉄道路線はない。最寄り駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)倉吉駅となる。また、東郷池の対岸には松崎駅が存在する。以前は松崎駅前までポンポン船と呼ばれる船が運航されていた。 道路
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