絶食系男子絶食系男子(ぜっしょくけいだんし)とは、女性との交際を諦めている、あるいは恋愛に興味がない男性のことである[1][2]。 概説恋愛に積極的ではない男性を草食系男子というが、絶食系男子はそもそも恋愛に縁がないことが多い。 結婚情報サービス会社オーネットの調査によると、25-34歳の独身男性の中で「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」と回答した絶食系男子の割合は14.4%だった[3]。また、その中で交際経験がない男性は51%だった。 なお、一時的に恋愛から離れている男性は、一定期間だけ食物を摂らない断食にたとえて断食系男子という[4]。断食系男子が進化すると絶食系男子になる[5]。 要因絶食系男子が生まれる要因としては、以下のことが指摘されている。 経済的事情絶食系男子はフリーターに多く、安定した経済的基盤が乏しい[3]。男性が家庭を支えるという社会意識の影響もあり、経済的な事情で結婚ができないと考える者が多い[3]。 恋愛結婚1970年代頃からは、お見合い結婚ではなく恋愛結婚が主流となっている[3]。「本当に愛する人」との恋愛が前提となって結婚に至るため、恋愛ができないと結婚もできない状況となっている[3]。 恋愛感情の欠落絶食系男子は女性を心から好きになった経験がなく、「好き」という感情を理解できていないことが多い[2]。また、過去の恋愛でひどく傷つき、自分を守るために自発的に絶食系男子になるケースもある[2]。 関連書籍
脚注出典
関連項目 |