統計センター
独立行政法人統計センター(どくりつぎょうせいほうじんとうけいセンター、英: National Statistics Center、略称: NSTAC)は、国勢調査等の統計調査の製表や統計技術の研究等を行う日本の独立行政法人(行政執行法人)。 総務省が所管する。行政執行法人であるため、職員の身分は国家公務員である。 概要日本の公的統計は、総務省統計局のほか、各府省が所管行政に必要となる統計をそれぞれで作成する機構体系によって整備されており、国際的には分散型統計機構と呼ばれている。公的統計は、調査の企画・設計、実地調査、製表、分析・公表といった過程を通じて作成されており、統計センターは、このうち製表を主たる任務とする専門機関で、総務省統計局所管の国勢調査や消費者物価指数など、日本の基本となる統計の製表を行うほか、各府省や地方公共団体の委託を受けて各種の統計作成を行い、これらの機関の統計整備の支援を担っている。 その他、オンライン調査システム、統計データの提供システムなど政府統計共同利用システムに見られる公的統計の業務基盤・利用基盤の提供の役割を担っているほか、統計作成に係る研究開発や学会参加、開発途上国への技術協力などを行っており、日本の公的統計制度を担う中央機関の一つとされている。 沿革
業務の範囲統計センターの業務は、独立行政法人統計センター法によってその範囲が定められている。具体的には次の通りである。
役員理事長、理事3名(うち1名は非常勤)、監事2名(いずれも非常勤) 組織
コーポレート・コピー人と社会と未来のために 経営理念・正確な統計の作成(統計をつくる) ・統計データの利活用の推進(統計を活かす) ・公的統計の発展の支援(統計を支える) の3つの使命の下に、 ・弛たゆまぬ技術の向上 ・適正な組織運営 の取組を進め、確かな技術と統計の信頼性の確保によって、豊かな社会づくりのための情報基盤の整備と国 民生活の向上に寄与 学術研究機関等との連携
脚注
関連項目外部リンク |