第5装甲師団 (ドイツ連邦陸軍)
第5装甲師団(ドイツ語:5. Panzerdivision)は、ドイツ連邦陸軍の師団のひとつ。2001年9月に解散した。師団の部隊は主にライン川を中心にヘッセン地域のコブレンツ、ツヴァイブリュッケンおよびゾントラに駐屯していた。 歴史第1次・第2次編制1956年2月から3月にかけてA5戦闘群とB5戦闘群および第5装甲砲兵連隊が基幹部隊として編成され、同年中[1]にバイエルン州のグラーフェンヴェーア演習場とホーエンフェルス演習場にて編成され、ウルムに司令部を置く第2軍団に所属した。
1957年、師団司令部はヴェッツラーおよびコブレンツに移転し、1958年1月1日に第3軍団に所属変更し、同年中に師団は北大西洋条約機構に結合される。さらに1958年には新編されたC2戦闘群が配属される。 第2次・第3次編制1959年の第2次編制で装甲戦闘群は装甲旅団に再編成される。
1962年、師団司令部はラーン川を超えてディーツに移転される。1977年、第14装甲旅団は第12装甲師団に配転される。これと引き換えに第2装甲擲弾兵師団から第6装甲旅団が転属する。
1981年に第6装甲旅団が第14装甲旅団に改称される。 第4次編制1986年、師団は以下のような構成であった。
第5次編制で師団は再編成する事になり、第4防衛管区司令部と合併し第4防衛管区司令部 / 第5装甲師団となる。1991年に第4防衛管区司令部は第2防衛管区司令部に改称され、第2防衛管区司令部 / 第5装甲師団となる。1996年、第13装甲擲弾兵師団から第39装甲旅団が配転される。2001年9月30日に師団は解散し、第14装甲旅団は師団の紋章を継承する。 実働任務師団は、1960年3月にモロッコで発生した地震の救援のため第5衛生大隊がアガディールに派遣される。国内では1962年2月の洪水(de:Sturmflut 1962)と、1984年2月のラーン川の洪水に出動している。 歴代師団長
脚注
参考文献
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