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この項目では、1974年度に行われた一般棋戦の「棋王戦」について説明しています。
- 1975年度に行われたタイトル戦「棋王戦」の第1期については「第1期棋王戦」をご覧ください。
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第1回棋王戦(だい1かいきおうせん)は、1974年度(1973年12月21日 - 1975年1月9日)の棋王戦である。初回は一般棋戦として開催され、来期(第1期棋王戦)よりタイトル戦に格上げされた[1]。ここでは、棋王戦の予選として開催された第1回名棋戦についてもあわせて記述する。
概要
共同通信社は、1973年度までは「最強者決定戦」と「古豪新鋭戦」の2つの棋戦を主催していた。1974年度に共同通信社主催の新棋戦が創設されることとなり、「棋王戦」が発足された。同時に棋王戦の予選として、B級2組以下の棋士が参加する「名棋戦」も発足された。しかし、今年度の棋王戦は契約金がまだ低いとの理由でタイトル戦とは認められなかった。
第1回棋王戦決勝三番勝負
決勝三番勝負は、本戦トーナメント無敗の内藤國雄九段と敗者復活戦で5連勝した関根茂八段の対決となった。結果は内藤が2勝1敗で制し、優勝を飾った。
対局者 |
第1局 |
第2局 |
第3局 |
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1974年 12月10日 |
1974年 12月17日 |
1975年 1月9日
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内藤國雄九段 |
○ |
● |
○ |
優勝
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関根茂八段 |
● |
○ |
● |
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挑戦者決定トーナメント
勝者組
敗者復活
第1回名棋戦
第1回名棋戦(だい1かいめいきせん)は、1974年度(1973年12月21日 - 1974年9月26日)の名棋戦である。名棋戦はB級2組以下の棋士に参加権が与えられ、第1回名棋戦の上位4名が第1回棋王戦に出場することができる。今回は田中正之七段が優勝を飾った[6]。
トーナメント
脚注
参考文献
外部リンク
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