立川警察署
立川警察署(たちかわけいさつしょ)は、警視庁が管轄する警察署の一つである。第八方面本部所属。同署の目と鼻の先には第八方面本部や通信指令本部多摩指令センターなどが所在する多摩総合庁舎、第四機動隊庁舎や航空隊立川飛行センターなど、警視庁の機能や施設が集中している。 内閣府災害対策本部予備施設を中心とした、立川広域防災基地を構成する機関の1つである。 署員数は約500名。大規模警察署であり、署長は警視正。識別章所属表示はUC。車両の対空表示は「立」。 管轄区域所在地
沿革
組織交番
駐在所
地域安全センター
巡査長による女性射殺事件2007年8月21日、地域課巡査長が国分寺市在住の32歳知人女性宅に勤務中に訪れ、配備された拳銃を3発発砲し射殺した後に同じ拳銃で自殺する、殺人事件が発生した[2]。 この事件では、2006年11月に巡査長がプライベートで飲食店に訪れた際に女性に一目ぼれし、一方的に好意を寄せ職務中に無断に女性宅に訪れるなどといったストーカー行為をし、事件前には巡査長が無断に女性宅に侵入するといった事件も発生している。また、職務中に私用の携帯電話を使ってメールを送っていたことも明らかとなった[3]。ちなみに、事件後に警察庁では基本的に職務中に私用の携帯電話を利用することを禁じた(“Pフォン”E05SHはこの直後、2009年から配備された)[4]。 事件後、巡査長は規則で退職金として1,200万円支払われることになっており、苦情の電話があった他、石原慎太郎東京都知事から非難された。退職金は結局、受取人である遺族が受取辞退を申し出たために支払われなかった[5]。また、立川警察署員らが女性の遺族に100万円の見舞金を送った[6]。 事件を受け、同年9月20日の国家公安委員会は矢代隆義警視総監を戒告、立川警察署長を3ヶ月間減給10分の1に、警視庁は立川警察署幹部8人に懲戒処分を下した。また、同日に自殺した巡査長は被疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検された。立川警察署長は事件処分を受け、9月21日に引責辞任した[7]。 脚注出典
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