科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(かがくぎじゅつとじんるいのみらいにかんするこくさいフォーラム、略称:STSフォーラム、英語:Science and Technology in Society forum)とは、NPO法人STSフォーラムの主催する科学技術の国際会議。
テーマを世界に共通する科学技術と社会に関する問題とし、同種の国際会議としては世界最大規模とされる[1]。2002年に尾身幸次元財務大臣・元科学技術政策担当大臣がダボス会議の科学技術版を目指して発案、2004年から年次総会を国立京都国際会館で開催している。法人としては2006年に特定非営利活動法人STSフォーラムが発足し、各国の要人22名からなる理事会、22の国・地域より名を連ねる71名の評議員と共に活動を開始。2014年には安倍晋三前内閣総理大臣に名誉会長に就任している。また、米国に連携組織としてAA-STS[2](American Associates of the STS forum)がある。
科学技術大臣会合 (The Science and Technology Ministers' Roundtable)
ファンディング機関長会合 (Funding Agency Presidents' Meeting)
工学アカデミー会合 (Academy of Engineering Presidents' Meeting)
科学アカデミー会合 (The Academy of Science Presidents’ Meeting)
大学学長会議 (University Presidents' Meeting)
研究機関長会議 (Global Summit of Research Institute Leaders)
CEOランチミーティング (CEO Lunch Meeting)
CTOミーティング (CTO Meeting)
民間財団長会議 (Heads of Private Foundations Meeting)
気候変動に関する地域的対応 (Regional Action on Climate Change; RACC)
ヤング・リーダーズ・プログラム
ヤング・リーダーズ・プログラム (Young Leaders' Program: Dialogue between Young Leaders and Nobel Laureates)では、世界各国の学術機関・企業から推薦を受けた40歳以下の若手ヤングリーダーを招待し、ノーベル賞受賞者との対話や、ネットワーキングが行われている。ヤング・リーダーズ・プログラムはSTSフォーラム年次総会中に開催され、例年、約20名のノーベル賞受賞者と約130名の若手ヤングリーダーが参加している。