秋田県道・岩手県道318号八幡平公園線
秋田県道・岩手県道318号八幡平公園線(あきたけんどう・いわてけんどう318ごう はちまんたいこうえんせん)は、秋田県仙北市から岩手県八幡平市に至る一般県道である[1]。愛称は八幡平樹海ライン。 概要松川温泉と八幡平頂上を結ぶ観光道路、愛称八幡平樹海ライン[2]。沿道には藤七温泉や下倉スキー場がある。冬期は積雪のため八幡平アスピーテラインと共に閉鎖される。なお、当線の一部区間は下倉スキー場のゲレンデと交差しており、春から秋はリフトの下を通る。 路線データ
歴史
路線状況![]() 冬季閉鎖は、11月下旬から翌年4月中旬まで通行止めになる[8]。毎年冬季閉鎖期間が終了する4月下旬には開通式が行われ、八幡平アスピーテラインとともに「雪の回廊」として観光できるようになっている[9]。 秋田県側の管理は、当県道が通る仙北地域振興局(仙北市)ではなく、便宜上鹿角地域振興局(鹿角市)が行っている。 八幡平アスピーテラインと合流するピークの見返峠から、松川地熱発電所がある松川渓谷を抜けて東北自動車道の松尾八幡平インターチェンジ方面へ行くことが出来るルートであることから、秋の紅葉シーズン中の八幡平アスピーテラインの抜け道としての利用価値が高い[10]。アスピーテラインほどの展望はなく、中速コーナーと直線が連続する道路が深い森の中を走る[10]。 愛称
冬期閉鎖区間通行不能区間
地理![]() 岩手県と秋田県の県境になる最高標高の見返峠から八幡平アスピーテラインより分岐して南東方向の岩手県側に下る山岳ルートは、最初の数百メートルだけ秋田県側を走る[8]。 八幡平樹海ラインの名の通り、道路は奥深い原生林の中を貫いており、麓ほど木々の密度は増してゆく[8]。また、春先の冬季閉鎖解除直後は、八幡平アスピーテライン同様に「雪の回廊」状態となる[8]。見返峠から2キロメートルほど進んだ沿道に藤七温泉がある[8]。木々の葉がない春先は遠望が効き、秋は紅葉の名所としても知られている[8]。終点付近には、江戸時代から歴史ある名湯で知られる松川温泉がある[8]。 通過する自治体交差する道路
沿線の施設など脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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