福山秀敏

文化功労者顕彰に際して公表された肖像写真

福山 秀敏（ふくやま ひでとし、1942年（昭和17年）7月31日[1] - ）は、日本の物性物理学者。東京大学名誉教授。

物性物理学において量子輸送現象の理論で幾多の重要な成果を上げ、理論・実験一体となった研究の進展に指導的役割を果たし、国際的に著名な研究者である。

東京理科大学学長特別補佐。東京理科大学理学部第一部応用物理学科嘱託教授。元国際純粋・応用物理学連合 (IUPAP) 副会長。日本物理学会名誉会員[2]。

主な経歴

学会等など

  • 日本物理学会
  • アメリカ物理学会フェロー

主な受賞

著書

  • 『物理数学〈1〉』朝倉書店、2003年。
  • 『物理の世界 物質科学入門〈1〉物質科学への招待』岩波書店、2003年。

脚注

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.427
  2. ^ 本学の福山秀敏教授が日本物理学会の名誉会員に選出 東京理科大学 2017年04月04日
  3. ^ 国立国会図書館. “博士論文『Bloch electrons in a magnetic field』”. 2023年4月6日閲覧。
  4. ^ “春の紫綬褒章受章、記者会見行われる - 学内広報” (PDF). 東京大学広報委員会. p. 2 (2003年5月14日). 2023年2月27日閲覧。
  5. ^ “平成27年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 16 (2015年11月3日). 2023年3月11日閲覧。
  6. ^ 文化功労者 SPring-8 2016年11月01日