神戸村 (愛知県中島郡)

かんべむら
神戸村
廃止日 1906年5月10日
廃止理由 新設合併
神戸村開明村馬寄村今伊勢村
現在の自治体 一宮市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
中島郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
神戸村役場
所在地 愛知県中島郡神戸村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

神戸村(かんべむら)は、かつて愛知県中島郡にあった。現在の一宮市今伊勢町南部に該当する。

かつてこの地域が伊勢神宮領であり、神戸であったことに由来する。また、村内の酒見神社元伊勢の中嶋宮と推測される。この神社は、白酒、黒酒を伊勢神宮へ献上していたという。古くから伊勢神宮との関わりがあると推測される。

歴史

平安時代に記述された「太神宮諸雑事記」に、尾張国造により、中嶋郡が中嶋神戸として、伊勢神宮領として寄進されたという内容の記述がある。中嶋神戸は、本神戸村と推測される。

江戸時代尾張藩領であった。

行政区画の変遷

  • 1889年(明治22年)10月1日 - 新神戸村と本神戸村が合併し、神戸村が発足[1]
  • 1899年(明治32年)8月21日 - 開明村の一部(大字宮後)を編入[2]
  • 1906年(明治39年)5月10日 - 神戸村は開明村、馬寄村と合併し、今伊勢村となる[3]

教育

神社・仏閣

脚注

参考文献

  • 愛知県総務部地方課 編『市町村沿革史 ――愛知の百年――』愛知県市長会、1968年1月1日。全国書誌番号:68001904 
  • 今伊勢町史編さん委員会 編『一宮市今伊勢町史』今伊勢町史編さん委員会、1971年12月20日。全国書誌番号:73011121 

関連項目