石田正子
石田 正子(いしだ まさこ、1980年11月5日 - )は、日本のクロスカントリースキー選手。日本大学文理学部体育学科卒業。現所属はJR北海道。日本人選手で初めてワールドカップ長距離種目(30kmクラシカル)3位入賞をしている[1]。美幌町「栄誉賞」受賞。 経歴北海道網走郡美幌町出身、札幌市在住。旭川大学高校では高校総体、高校選抜、ジュニアオリンピック、国体で優勝している。日本大学進学後は2001年3月にクロスカントリースキー・ワールドカップに初出場。インカレでも3連覇を達成[2]。大学卒業後はJR北海道[1](2011年3月まではJR北海道グループの札新開発に勤務し、JR北海道スキー部所属、2011年4月以降はJR北海道とのユニフォームスポンサー契約)。 2006年2月5日のW杯ダボス大会10kmクラシカルで自己最高の14位に入った。同月、トリノオリンピックに初出場。 2008-09シーズンの2月14日W杯ヴァルディデントロ大会10kmクラシカルで自己最高を更新する11位。同月にリベレツで行われた世界選手権では夏見円とともに出場した団体スプリントで4位入賞、10kmクラシカルでは日本人女子初の8位。3月14日のW杯トロンハイム大会30kmクラシカルで、自己最高順位を更新して3位に入り、長距離種目で日本人初のW杯表彰台を獲得した。 2010年2月のバンクーバーオリンピックでは女子30kmクラシカルでアジア選手歴代最高位となる5位入賞[3]。 2011年の冬季アジア大会では2種目で金メダルを獲得。2014年2月のソチオリンピックにも出場した。 2011-12シーズンからの3シーズンはW杯でトップ10入りが増加し、シーズン個人総合でそれぞれ18位、17位(自己最高)、18位と安定した成績を残した。 2015年、ファルン世界選手権、10kmフリーで7位。 2017年2月4日、W杯平昌大会のスキーアスロンにおいて3位に入り、自身8シーズンぶり2度目の表彰台を獲得。スキーアスロンでの表彰台獲得は日本勢初である。 2024年1月23日、自身のSNSを通じ、結婚したことを発表した[4]。
主な成績冬季オリンピック
ノルディックスキー世界選手権
クロスカントリースキー・ワールドカップ
冬季アジア大会
冬季ユニバーシアード
国内大会
脚注
外部リンク
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