石材施工技能士石材施工技能士(せきざいせこうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県知事(問題作成等は中央職業能力開発協会、試験の実施等は都道府県職業能力開発協会)が実施する、石材施工に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、石材施工技能士資格を持っていないものが石材施工技能士と称することは禁じられている。 区分石材施工の中で石材加工作業、石張り作業、石積み作業に分かれる。 級別1級、2級共に石材加工作業、石張り作業、石積み作業がある。 実技作業試験内容石材施工(石材加工作業)1級中硬石又は硬石を使用して、浮彫り紋様のある石製品を製作する。ただし、みがき加工は行わない。
2級中硬石又は硬石を使用して、沈み彫り紋様のある石製品を製作する。ただし、みがき加工は行わない。
石材施工(石張り作業)1級下地にみかげ石の幅木、柱板、幕板及び上裏板を張る作業を行う。
2級下地にみかげ石の幅木及び柱板を張る作業を行う。
石材施工(石積み作業)1級雑割間知石を使用して、矢羽積みを空積みにより施工する。
2級雑割間知石を使用して、布積みを空積みにより施工する。
他資格等との関係
技能五輪全国大会技能五輪全国大会に「石工」の部がある 関連項目脚注
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