石巻市立門脇中学校(いしのまきしりつ かどのわきちゅうがっこう)は、宮城県石巻市に存在した公立中学校である。略称は門中(かどちゅう)[2]。
石巻市立石巻中学校の西側に隣接して設置されていた。一般の公立中学校2校が隣同士に設置されているのは、日本全国をみてもかなり珍しい。
2011年の東日本大震災後、2015年3月まで、石巻市立門脇小学校が間借りしていた。
沿革
- 1947年(昭和22年)
- 1948年(昭和23年)9月 - 南鰐山校舎(現・石巻中学校)完成。門脇中学校、石巻中学校、湊中学校が移転入居。
- 1949年(昭和24年)1月 - 南鰐山校舎に住吉中学校も移転入居。
- 1950年(昭和25年)4月 - 木造2階建て校舎落成、門脇中学校・石巻中学校が移転入居。
- 1952年(昭和27年)9月 - 門脇中学校が独立校舎に移転。石巻中学校と住吉中学校は現・石巻中学校の校舎へ、湊中学校は分離移転。
- 1954年(昭和29年)
- 9月 - 校旗制定。図案は高村長男による。
- 11月 - 校歌制定。阿部秀一作詞・岡本敏明作曲。
- 1976年(昭和51年)2月1日 - 校舎焼失。石巻中学校・石巻小学校・山下小学校で分散授業を実施。
- 1978年(昭和53年)6月12日 - 宮城県沖地震にて被災。
- 1983年(昭和58年)4月 - 学校給食開始、運動部10部室設置。
- 1984年(昭和59年)4月 - 校木「柏」を正門脇に植樹。
- 1989年(平成元年)5月 - 第1回門中・石中定期戦開催。
- 1990年(平成2年)4月 - 青葉中学校が分離開校。
- 2003年(平成15年)5月 - 宮城県北部地震により窓ガラスなどが被害を受ける。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 東日本大震災で被災、校内に避難所を開設。
- 10月11日 - 避難所閉鎖。
- 2015年(平成27年)5月 - 校舎災害復旧・その他改修工事を開始。
- 2016年(平成28年)1月 - 校舎災害復旧・その他改修工事終了。
- 2020年(令和2年)- 新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、一時休校[4]。
- 2021年(令和3年)
- 2月20日 - 閉校式挙行[1]。
- 3月31日 - 石巻中学校と統合し閉校[1]。
部活動
運動部
- 野球部
- 女子バレーボール部
- 男子ソフトテニス部
- 女子ソフトテニス部
- 女子バスケットボール部
- 卓球部
- 剣道部
- 陸上部
- 駅伝部(特設)
- 水泳部(特設)
文化部
学区
- 南光町2丁目
- 双葉町(5番から10番まで)
- 三河町
- 大街道南1丁目 - 5丁目
- 大街道東1丁目(7番23号 - 28号、8番12号- 20号)
- 大街道東2丁目(1番1号、1番69号 - 76号を除く)
- 大街道東3丁目・4丁目
- 大街道西1丁目(2番39号 - 53号、4番、12番を除く)
- 大街道北2丁目(8番32号、11番1号 - 5号、12番2号 - 8号を除く)
- 大街道北3丁目・4丁目
[5]
脚注
関連項目