石川海
石川 海(いしかわ うみ、1984年3月21日 - )は、日本の女子プロボクサー、実業家。東京都港区出身[1]。フクロウカフェ「ふくろうのみせ」店主の傍ら、山木ボクシングジム所属のプロボクサー、HYPERMIX FITNESS KICK & BOXING CLUBのトレーナーも兼任する。現WBC女子世界ミニマム級暫定王者。夫も海外で活動するプロボクサー[2]。 来歴フクロウ好きが高じて、2012年に月島に世界初のフクロウカフェ「フクロウのみせ」を開店[2][3]。 2015年にダイエット目的でボクシングを始め、藤岡奈穂子のドキュメンタリーを観たのがきっかけでプロボクサーになった[2]。 2016年9月21日、後楽園ホールにてUNITED GYM所属としてプロボクサーデビューし、タイ人選手を2-0判定で降した[4]。 国内で4連勝した後、2017年6月27日、フィリピンにて世界王座挑戦歴を持つアイサー・アリコを2回TKOで降し5連勝。 2017年12月11日、下岡由美子と対戦したが、0-3判定で初黒星。 2018年3月10日、フィリピンにてノル・グロとのWBCアジア女子アトム級王座決定戦に挑むが、0-3判定で敗れ連敗。 次戦もフィリピンで行い、勝利。連勝する。 2018年8月23日、フィリピンにてかつてノンキャット・ロンリエンキラコラートのリングネームで黒木優子とWBC女子世界アトム級ユース王座を争ったワッサナ・カームデーとWBCアジア女子ミニマム級王座決定戦に挑み、2回終了TKOで下し初タイトル獲得。 2019年2月22日、タイでカニャラット・ヨーハンゴーとのOPBF女子東洋太平洋ミニマム級シルバー王座決定戦に挑むが、3回TKOで敗れる。 2019年10月、山木ジムへ移籍。 2019年10月9日、タイでタッサナー・パラットシーチュアイとのWBC女子インターナショナルアトム級王座決定戦に挑み、4回TKOでタイトル獲得(後に剥奪)。 2020年2月2日、タイでワッサナ・カームデーとのノンタイトルを行い、4回TKO勝利。 2023年5月25日、パンデミックの影響で試合から遠ざかっていたが、3年ぶりに試合を行い、タイでNitinart PlabplerngとのWBC女子インターナショナルアトム級王座決定戦に挑み、4回KOで勝利し再び同王座を獲得[5]。 2023年8月27日、タイでソチタ・シチチャイとのWBC女子ミニマム級シルバー王座決定戦に挑み、3回KOで勝利し連続で王座獲得[6]。 2024年5月3日、タイ・パトゥンタニ県にて前WBC女子世界ミニマム級暫定王者サラ・ボルマンの王座剥奪及び正規王者セニエサ・エストラーダが長期に渡り防衛戦を行っていないことから設けられたWBC女子世界同級暫定王座決定戦としてソチタ・シチチャイとダイレクトリマッチを行い、2回KOで暫定王座獲得[7]。 2024年12月14日、WBC年次総会において引退したエストラーダに代わって正規王者となったヨカスタ・バレとの団体内王座統一戦の指令が下され、2025年2月にアメリカで開催される予定となっている[8]。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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