石塚峠 (岩手県)
石塚峠(いしづかとうげ)は、岩手県釜石市にある峠。標高は312m。 概要釜石市の平田と唐丹町本郷の間にある峠。 峠名は藩境に設置された石塚にちなみ、藩境を示す「印杭[1]」が釜石市郷土資料館に保存されている。 江戸時代にはこの峠が、旧浜街道が通り、盛岡藩・閉伊郡平田村と仙台藩・気仙郡唐丹村とを分ける藩境となっており、各々に御境番所が置かれていた。 嘉永6年(1853年)に三閉伊一揆が起きたときには、この峠を越えて仙台藩に越所した。 現在、1km西に国道45号が通じ、石塚トンネル(1,351m)が開通したことで峠道は廃道となった。 脚注出典参考文献
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