知多鋼業株式会社(ちたこうぎょう、英: Chita Kogyo Co.,Ltd.)は、愛知県春日井市前並町2丁目12番地4に本社を置く独立系ばねメーカーである。
各種線ばね、薄板ばね、パイプ成形加工品など自動車、オートバイ用部品が主力だが、産業用機械や歯科医療品分野にも進出している。名古屋証券取引所メイン市場単独上場銘柄である。
沿革
- 1946年(昭和21年)11月 - 「知多鋼業所」として創業[3]。
- 1956年(昭和31年)3月10日 - 「知多鋼業株式会社」を設立[3]。
- 1960年(昭和35年)10月 - 名古屋市西区において、知多鋼業所を継承して知多鋼業株式会社を設立。線ばね、薄板ばね、ボルト、ナット、自動車金具の製造販売を開始。
- 1967年(昭和42年)2月 - 愛知県春日井市前並町に春日井工場を開設。各種線ばね、パイプ成形加工品及び切削加工品などの製造を行う。
- 1969年(昭和44年) - 本社を愛知県海部郡甚目寺町(現・あま市)に移転。
- 1973年(昭和48年)5月 - 愛知県海部郡飛島村に知多ゴム工業株式会社を設立(現・連結子会社)
- 1978年(昭和53年)8月 - 名古屋市中区に知多鋼材株式会社を設立(後に中村区に移転)(現・連結子会社)。
- 1979年(昭和54年)8月 - 日本証券業協会に店頭登録[3]。
- 1981年(昭和56年)10月 - 名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場[3]。
- 1982年(昭和57年)8月 - 春日井市神屋町に神屋工場を開設。精密小物ばねの増産を開始。
- 1987年(昭和62年)3月 - 神屋工場に第二工場を増設。パイプ成形加工品の増産を開始。
- 1991年(平成3年)7月 - 愛知県海部郡甚目寺町(現・あま市)に本社事務所を新設。
- 1992年(平成4年)4月 - 本社工場にバレル研磨工場を増設。
- 1993年(平成5年)11月 - 神屋工場に第三工場を増設。中物ばねの増産を開始。医療用具の製造許可を取得。
- 1994年(平成6年)3月 - 石川県小松市に小松営業所を開設。
- 1994年(平成6年)9月 - 春日井工場に製品倉庫を増設。
- 1996年(平成8年)2月 - タイ王国において合弁会社Siam Chita Co.,Ltd.を設立。
- 1996年(平成8年)9月 - TPM優秀賞第一類を受賞。
- 1999年(平成11年)5月 - 岐阜県各務原市各務東町に各務原工場(現・各務原東工場)を開設。線ばねの増産を開始。
- 1999年(平成11年)6月 - 春日井工場線ばね部門で「ISO9001」の認証取得。
- 2000年(平成12年)6月 - 本社工場、各務原工場(現・各務原東工場)で「ISO9001」の拡大認証取得。
- 2001年(平成13年)6月 - 神屋工場線ばね部門で「ISO9001」の拡大認証取得。
- 2001年(平成13年)8月 - 各務原工場(現・各務原東工場)に第二工場を増設。薄板ばねの増産と防振ゴムの製造を開始。
- 2002年(平成14年)5月 - 「ISO14001」の認証取得。
- 2003年(平成15年)5月 - 米国ケンタッキー州において子会社US Chita Co.,Ltd.を設立(現・連結子会社)。
- 2003年(平成15年)6月 - 春日井工場パイプ部門、各務原工場(現・各務原東工場)第二工場で「ISO9001」の拡大認証取得。
- 2004年(平成16年)6月 - 知多ゴム工業株式会社で「ISO9001」の拡大認証取得。
- 2007年(平成19年)1月 - 岐阜県各務原市各務東町に各務原西工場を開設。(本社工場及び春日井工場のパイプ部門を移管)
- 2008年(平成20年)8月 - インドネシア共和国において子会社PT.CHITA INDONESIAを設立(現・連結子会社)。
- 2009年(平成21年)2月 - 愛知県春日井市前並町2丁目12番地4に本社を移転[3]。
- 2013年(平成25年)1月 - チェコ共和国において合弁会社KYB CHITA Manufacturing Europe s.r.o を設立。
- 2015年(平成27年)4月 - 中華人民共和国において子会社 知多弾簧工業(鎮江)有限公司を設立(現・連結子会社)。
- 2019年(令和元年)5月 - 「JIS9100」の認証取得。(本社・春日井工場)[4]
事業所
関連会社
出典
外部リンク