相模原警察署
相模原警察署(さがみはらけいさつしょ)は、神奈川県警察が管轄する警察署の一つ。 概要相模原市警察部隷下、第四方面に属する神奈川県下屈指の大規模警察署である。署員数は300名以上、署長には警視正があてられる。識別章所属表示はGK。 平成期における市町合併以前は旧相模原市北部までの広範囲を管轄していたが、110番指令件数が全国屈指となり、神奈川県下で最も犯罪が多発する地域になるなど治安悪化が常態化したことから、業務負担軽減の為、2006年に新たに相模原北警察署が設置され、管轄範囲のおよそ北半分を移管された。しかし依然として犯罪発生率や交通事故発生率は高く、刑法犯罪発生率も神奈川県下では常に上位に位置する、およそ27万人(警察署別管内居住人口第7位)[1]が居住する相模原市中央区の治安を担っている(JR相模原駅周辺は警察本部により歓楽街総合対策重点取締地区に指定されている)。 管轄区域内には在日米陸軍相模総合補給廠があり、国内でサミット等が開催される際は神奈川県下各方面から警備が増員される。また毎年春には市民桜まつり、夏季には上溝夏祭りや相模川花火大会等が開催され多くの人出があることから、署員総出で雑踏警備にあたっている。 管内には指定暴力団稲川会系組事務所が存在する。また管轄区域北側は東京都と隣接しており、しばしば警視庁と相互の緊急配備や事件手配が行われ、その訓練も行われている。 署内に刑事部機動捜査隊の相模原分駐所や警備部直轄警察隊(管区機動隊)が配備されているほか、他の神奈川県警察施設として管内には神奈川県警察学校由野台分校が存在する。 2012年(平成24年)以降、繁華街等における街頭犯罪抑止対策のため、街頭防犯カメラを運用している、神奈川県下で数少ない警察署の一つである。 所在地管轄区域
沿革
組織
(13課体制) 交番
2010年(平成22年)4月、管轄区域の変更に伴い、それまで当署の所管であった麻溝交番は相模原南警察署の所管となった。 連絡所
街頭緊急通報装置
自動車ナンバー自動読取装置(Nシステム)
過去の重大事件・事故脚注
関連項目外部リンク |