直司 (犬)
直司(なおじ、英語: Naoji、2001年 - 2018年9月6日)は、日本のイヌ。埼玉県比企郡嵐山町にて愛玩犬として飼育されていたが、飼い主の息子である声優・杉田智和が自らの出演するテレビやラジオで話題に出し、後には杉田と共演するとともに、自身をモデルにしたフィギュアが発売されるなど、タレント犬としての一面を持った。 来歴生い立ち雄の雑種のイヌである[1][2]。同時に多数のきょうだいが生まれたため、母犬の飼い主は子犬たちを里子に出すことにした。子犬たちの新しい飼い主を募集したところ、母犬の飼い主の職場の同僚が名乗りを挙げた[2]。この同僚は、多数の兄弟姉妹たちの中から一番可愛いと感じた一匹を選び[2]、その犬を引き取ることにした[2]。この犬が、のちに直司と名付けられることになる[2]。 杉田家にて新しい飼い主の下、直司は愛玩犬として飼育されることになった[2]。なお、この新しい飼い主は杉田智和の父であり、当時は杉田はまだ大学生であった[2]。その後、杉田は声優として活躍するようになった[2] が、杉田がレギュラー出演するラジオ番組などで度々直司に言及したことから、直司の知名度も上昇した。 2012年から放送が開始されたインターネットテレビ番組『4Gamer TV 〜突然! ブッピGAN!〜』では、オープニングに登場を果たし、毎回紹介されるなど、事実上のレギュラーとなった。ラジオ番組『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン!!』でも度々話題に上ったことから、2015年4月19日に開催された公開録音イベントでは、直司とともに写真が撮れるという触れ込みの顔ハメ看板が登場した[3]。このように、マスコット的存在として親しまれるようになった。 その影響から、Aetasが運営する「4Gamer.net」のテレビコマーシャルに起用されることが発表された[4]。このCMにおいては、ライターのマフィア梶田と共演しており[5]、もともと人間だったが呪詛で犬の姿に変身させられた登場人物を演じている。なお、この登場人物が犬から人間に戻ってからは、代わりに杉田が演じている。また、漫画家の羽海野チカが直司を描いたイラストも登場している。なお、このテレビコマーシャルの映像は、直司が普段飼育されている杉田家の和室にて撮影され、2013年5月よりキッズステーションにて放映が開始された[5]。 さらに、『朝日新聞』のシリーズ企画「かぞくの肖像」に取り上げられることになった[2]。2013年5月23日には、杉田とともに直司の写真が掲載されるとともに[2]、杉田が直司について語るインタビュー記事が掲載された[2]。さらにはアートボックスによりフィギュア化されることが発表され、2015年7月に1/12モデルとして発売された[6]。 なお、アークシステムワークスが発売したPlayStation Vita用ゲーム『月英学園 -kou-』においては、スペシャルサンクスとして直司がクレジット表記されている。 2018年9月6日、杉田がTwitterへの投稿で亡くなったことを公表した。17歳没[7]。 性格
出演インターネットテレビテレビコマーシャル作品テレビゲーム
出典
関連人物関連項目
参考文献外部リンク
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