株式会社白鳥交通(しろとりこうつう)は、岐阜県郡上市に本社を置くバス事業者である。本業である貸切バスのほか、郡上市内での一般路線バスの運行、自主運行によるコミュニティバスの運行も行っている。かつては都市間ツアーバスも運行していた。
概要
白鳥交通の運行するバス路線は、新設された路線を除き岐阜乗合自動車から郡上市自主運行バスに移管された後、白鳥交通の自主運行路線に変更されたものが多い。ただし、石徹白線は国鉄バスがジェイアール東海バスに分社・民営化される直前の1986年に石徹白北線・石徹白南線などの路線が廃止されたことを受け、代替として白鳥町が運行していたものを市町村合併に伴い郡上市自主運行バスとして運行を開始した後、運行委託先の白鳥交通に一般路線バスとして移管したものである。
「白鳥交通タクシー」としてタクシー事業も営んでおり、2021年6月より、ヤマト運輸と配達業務委託契約を結び、ヤマト運輸の置き配サービス「EASY」の配達を開始した[2]。
本社・営業所
- 本社:岐阜県郡上市白鳥町中津屋226-1
- 本社営業所:岐阜県郡上市白鳥町中津屋881-1
- 関営業所:岐阜県関市緑町2-73-1
沿革
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現行路線
一般路線バス
- 郡上八幡白鳥線[3]
- 郡上八幡万場線
- 白鳥ひるがの線[6]
- 鷲見病院 - 郡上市白鳥庁舎 - 郡上白鳥 - 白鳥高原駅前 - 長滝神社前 − 北濃 - 前谷 − 正ヶ洞 - 湯の平温泉 - 道の駅大日岳 − 分水嶺公園 − ひるがの高原 - ひるがのスキー場
- 2018年のダイヤ改正で白鳥荘川線が廃止されたことに伴いひるがのスキー場・ひるがの新開地間の運行を取りやめた。これによって冬期のひるがの自然公園前・ひるがの新開地間の運休がなくなった。
- 石徹白線
- 白鳥庁舎 - 鷲見病院 - 郡上白鳥 - 白鳥高原駅前 - 北濃 - 阿弥陀ヶ滝 - 石徹白[注釈 2] - 上在所
- 第1便・第3便は定期運航。第2便のみオンデマンドで運行。第2便に乗車する場合は、乗車の1時間前までに予約が必要。石徹白線はマイクロバスで運行されるため、十名以上で乗車する際は全便予約が必要。日祝日と年始は運休。なお、白鳥交通が郡上市から委託を受けて運行していた郡上市自主運行バス石徹白線は、2014年(平成26年)4月1日から白鳥交通石徹白線に移管され、ルートや停留所が変更された。[8]
白鳥町デマンドバス
白鳥町自主運行バスの干田野線、那留線、牛道線の廃止にともない運行開始。白鳥町商工会が白鳥交通、高鷲タクシーに委託運行。白鳥地区の住民のみ利用可で、あらかじめ電話予約が必要。バス停は起点と終点のみで、バス停以外からの乗車の際は各路線の運行ルート付近で予約された場所を経由する。[9]
- 干田野ルート:干田野 - 美濃白鳥駅 (※土日祝祭運休)
- 大間見ルート:大間見 - 美濃白鳥駅 (※土日祝祭運休)
- 阿多岐ルート:阿多岐 - 美濃白鳥駅 (※日祝祭運休)
- 六ノ里ルート:干田野 - 美濃白鳥駅 (※日祝祭運休)
休廃止路線
休止路線
廃止路線
期間限定バス
2021年11月5日から2022年2月27日までの期間限定で、下呂と郡上を結ぶ無料シャトルバスを運行していた[15]。
車両
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主に日野自動車製を所有している。
脚注
注釈
- ^ 2010年10月1日に岐阜乗合自動車八幡線から八幡白鳥線に名称変更されていた。
- ^ 当停留所から九頭竜湖駅方面に向かう平日のみの運行で要予約の和泉乗合バスの家族旅行村停留所まで岐阜県道・福井県道127号白山中居神社朝日線を経由して徒歩2時間で乗換可能。[7]
- ^ a b 2016年から営業を開始した白川郷バスターミナルのことではない。
- ^ 2013年の夏季シーズンをもって運休。
- ^ 2014年のダイヤ改正時から路線廃止までの終点。
- ^ 2014年のダイヤ改正までの終点。
- ^ 冬期の国道158号の閉鎖中は、中畑中田前〜桜の郷荘川前間で運休していた。
- ^ 2009年までは、ジェイアール東海バスの牧戸駅であった。そのため、2018年の路線廃止まで跡地をそのまま利用していた。
- ^ 濃飛バスは荘川線の土日祝日の運行を廃止したため、高山駅方面のバスの運行は平日のみになってしまい、土日祝日のみの運行であった白鳥交通荘川白鳥線との牧戸での接続が不可能になった。
出典
関連項目
外部リンク