留産駅
留産駅(るさんえき)は、北海道(後志支庁)虻田郡喜茂別町字留産にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)胆振線の駅(廃駅)である。電報略号はルサ。事務管理コードは▲131911[3]。 歴史
駅名の由来所在地名より。アイヌ語の「ルオサニ(ru-o-san-i)」(道が・そこで・浜の方〔=大きな川の端〕へ出る・処)に由来するとされる[7][8]。松浦武四郎の図にも当地とされる場所にこれを略して名づけられたと考えられる「ルウサン」と記されており、それに字をあてて名づけられたと考えられる[7]。 駅構造廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(倶知安方面に向かって右手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[9]。かつては相対式ホーム2面2線を有する、列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった構内西側の1線は、交換設備運用停止後に線路、ホーム共に撤去されていた[9]。 無人駅となっており、待合所機能のみの駅舎が残っていた[9][10]。駅舎は構内の東側に位置し、ホームから少し離れていた[9]。ホーム北側の出入口は階段となっていた。 利用状況
駅周辺ジャガイモ畑に囲まれていた[9]。 駅跡2001年(平成13年)時点では畑となっており[12]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[13]。 隣の駅脚注注釈出典
関連項目 |