田宮 寛之(たみや ひろゆき、1963年 - )は、経済ジャーナリスト、東洋経済新報社編集局編集委員、明治大学講師(学部間共通総合講座)、拓殖大学客員教授(商学部・政経学部)。
経歴
東京都出身。明治大学経営学部卒業後、日本経済新聞グループのラジオたんぱ(現・ラジオ日経)に入社。株式、債券、為替などマーケット取材を担当。1991年に退社。米国ウィスコンシン州ワパン高校教員を経て1993年東洋経済新報社に入社。企業情報部や金融証券部、名古屋支社で記者として活動した後、『週刊東洋経済』編集部デスクとなる。
2007年、株式雑誌の『オール投資』編集長に就任。2009年、就職・採用・人事などの情報を配信する「東洋経済HRオンライン」を立ち上げて編集長となる[1]。これまで取材してきた業界は自動車、生保、損保、証券、食品、住宅、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、外食など。『週刊東洋経済』デスク時代は特集面を担当し、マクロ経済からミクロ経済まで様々な題材を取り上げた。
最近は学生の就職活動に関する執筆や情報配信、講演が多くなっている。また、毎年12月に発行される『週刊東洋経済 臨時増刊 就活に勝つ[2]』『就職氷河期に勝つ[3]』の編集長も務めている。2014年から「就職四季報プラスワン」[4]編集長を兼務。
2012年から毎年「日本HRチャレンジ大賞」の審査員を務めている。
活動
著書
- 東洋経済産業動向調査班 編 編『規制緩和で生まれるビジネスチャンス』東洋経済新報社、1994年5月。
- 監修『生保・損保 1999』二期出版、1997年。
- 監修『生保・損保 2000年版』二期出版、1998年。
- 監修『生保・損保 2001年版』二期出版、1999年。
- 『就活は3年生からでは遅すぎる』東洋経済新報社、2011年。
- 『親子で勝つ就活』東洋経済新報社、2012年。
- 『『四季報』で勝つ就活』三修社、2013年。
- 『転職したけりゃ四季報のここを読みなさい』徳間書店、2014年。
- 『みんなが知らない超優良企業』講談社+α新書、2016年。
- 『無名でもすごい超優良企業』講談社+α新書、2017年。
- 『東京五輪後でもぐんぐん伸びるニッポン企業』講談社+α新書、2018年。
- 『2027日本を変えるすごい会社』自由国民社 2021年9月。
- 『就活のための「四季報」活用法』三修社 2021年11月。
- 『何があっても潰れない会社』SB新書 2022年4月
- 『教養としての企業分析』 自由国民社 2023年4月
出演
フジテレビ
テレビ朝日
TBSラジオ
日本テレビ
文化放送
ラジオ日本
ニコニコ動画
J-WAVE
- 「別所哲哉 Tokyo Morning Radio」[8]。[9]。
ジャパンエフエムネットワーク (JFN)
日本BS放送
千葉テレビ
ラジオNIKKEI
朝日ニュースター
YouTube
ストックボイス
連載寄稿
講演
- 日本私立大学協会
- 日本私立大学連盟
- 全国私立大学就職研究会
- 神奈川県私立大学就職研究会
- 日本短大協会[27]
- 福井県若者就職支援センター(ふくいジョブカフェ)
- 福井県立図書館
- 東京しごとセンター
- I・C・S(Internship&Creationship Study)
- E・C・S(Evolution&Creationship Study)
- 栃木県さくら市企業振興協議会
- 大学職業指導研究会
このほか、リクナビ、マイナビ、文化放送キャリアパートナーズなどが主催する就活生向けの合同企業説明会など[28]でも定期的に講演している。
講座
- 拓殖大学 商学部 「経営学科特殊講義(業界・企業研究)」非常勤講師
- 明治大学商学部 特別テーマ実践科目「データで読み解くよい企業」講師
- 青山学院大学経済学部 産業論/経済・金融事情(ジャーナリズム・企業分析)講師
- 国学院大学経済学部「政策デザイン」講師
- 「親と子の就活講座」(ラジオNIKKEI主催)講師
- 日本キャリア開発協会 向上研修 「求職者支援に役立つ業界・企業研究法」講師[29]
- 就職セミナー「我が子を内定ゼロにしないために親がすべきこと」(東洋経済新報社主催)講師
- 「就職指導に活かす『四季報』講座」(東洋経済新報社主催)講師
脚注
外部リンク