渡辺健史
渡辺 健史(わたなべ たけし、1997年9月9日 - )は、福岡県八女郡広川町出身[1]の元プロ野球選手(投手)。左投左打。プロでは育成選手であった。 経歴プロ入り前父親や兄の影響で、小学校1年生から「下広スターボーイズ」で野球を始め、中学生時代は「筑後ボーイズ」に所属する[1]。 飯塚高等学校に進学。甲子園出場経験はないが、3年生の夏の第97回全国高等学校野球選手権福岡大会において、エースとしてベスト8に進出。準々決勝で東海大五高(現・東海大学付属福岡高等学校)と対戦し、7回1/3、2失点の好投ながら2対1で敗れる[2]。 2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト5巡目で指名され[3]、支度金300万円、年俸270万円(いずれも推定)[4]で入団した[5]。 背番号は137。 プロ入り後2016年、二軍公式戦での登板は無く、三軍戦では14試合に登板し、14回1/3を投げ、1勝1敗、防御率5.65でシーズンを終えた[6]。 2017年、今シーズンも二軍戦での登板機会は得られなかったが、三軍戦において、41試合の登板で66回1/3を投げ、1勝4敗1セーブ、防御率4.21と、前年を上回る成績を残す[7]。 2018年、3年目で二軍公式戦で14試合の登板機会を掴み、43回を投げて3勝1敗、防御率2.30[8]、三軍戦では20試合で41回2/3を投げ、5勝0敗1セーブ、防御率1.08の成績を残す[9]。10月31日、規定により自由契約公示[10]。同年12月に再契約となった。 2019年、4月16日の四国アイランドリーグplusとの交流戦、高知ファイティングドッグス戦で完全試合を達成した[11]。二軍公式戦では23試合登板で49回2/3を投げ、5勝0敗、防御率2.72[12]、三軍戦で12試合の登板で38回1/3を投げ、3勝2敗、防御率1.88を記録する[13]。2年連続自由契約となるが、再度育成選手として契約。 2020年、二軍公式戦の登板は無く、三軍戦において21試合で48回を投げ、3勝2敗2セーブ、防御率3.56の成績を記録する[14]。11月4日、戦力外通告を受けた[15]。12月7日、12球団合同トライアウトに参加し、シート打撃で3人の打者と対戦し、遊撃を守る吉川大幾の軽快な守備もあって、2本のショートゴロと空振り三振1つに抑え込む投球を見せた[16]。しかし、他球団から獲得のオファーはなく、12月25日、福岡ソフトバンクホークスの一軍打撃投手に就任することが発表された[17][18]。 選手としての特徴キレの良いストレートとスライダー、チェンジアップの精度が高い本格左腕[3]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
登場曲
脚注出典
関連項目外部リンク
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